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第11話

こじれた初恋⑨
ちょうど同じ頃。あなたは美桜と二人、中庭のベンチでお弁当を食べていた。
だけど廉にペアを断られたショックを引きずっていて、食欲がわかない。
今田美桜
今田美桜
あなた? どうしたの? どっか痛いの? 舌噛んだ!?
春名あなた
春名あなた
・・・・・・・・・
美桜がそんなあなたを心配する。あなたはキッと顔を上げて、
じぶんの自分の決意を告白した。
春名あなた
春名あなた
美桜ちゃん・・・・・・私、変わりたい!
今田美桜
今田美桜
へ・・・?
春名あなた
春名あなた
廉くんに、き、嫌われないように・・・・・・ゴミから、ヒ、ヒトになりたい!
今田美桜
今田美桜
ちょ、あなたはちゃんとヒトだから!
廉が人でなしなだけだから!
自分をダメ人間だと信じきっているあなたを必死でフォローする美桜。だけど━━
春名あなた
春名あなた
・・・・・・廉くんは私をちゃんとした人間にしてくれようとしてるだけでしょ?
今田美桜
今田美桜
あーもう~〜〜〜~〜!
美桜が何を言っても、あなたの廉に対する信頼は絶大だ。
美桜にはそれが歯がゆくて仕方ない。
今田美桜
今田美桜
ねぇあなた、なんで廉じゃなきゃダメ?
廉のどこがそんなにいい?
春名あなた
春名あなた
・・・・・・・・・
美桜は以前から不思議に思っていたことを聞いてみた。
あなたは可愛いし、性格も優しいし、廉が相手じゃなければ
こんなにもこじらせることはなかったと思うのだが。
春名あなた
春名あなた
・・・・・・お父さんがね。 いつも言ってたの。私に優しくする男の人は悪い人だって
今田美桜
今田美桜
は?
春名あなた
春名あなた
でも、廉くんはずっと私に厳しくしてくれて・・・・・・
ダメなところやビビりなところを治そうとしてくれてる・・・・・・
今田美桜
今田美桜
・・・・・・お父さんの仕業!?
あなたから返ってきたのは、意外な言葉だった。
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