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第3話

こじれた初恋②
一方、厳しくあなたを特訓した廉といえば。
自分の部屋に戻るなり勢いよくベッドにダイブし、
永瀬廉
永瀬廉
ダーーーッ、またやっちまった!ちくしょう、俺って奴は・・・・・・
なんで・・・・・・なんで・・・・・・!
と一人自己嫌悪に陥っていた。
ベッドの上で足をバタつかせるその様は、
さっきのクールイケメンとは別人のよう。
永瀬廉
永瀬廉
あなた〜、あなた〜〜〜、好きすぎて死ぬうぅぅぅぅ〜!
可愛いぃぃ!
廉は、枕をあなたに見立てて、抱きしめた。
そこにもう一人の幼なじみ・髙橋海人がやってくる。
海人は廉とはまた違ったタイプの癒し系イケメンだ。
髙橋海人
髙橋海人
それ、あなたに伝えたら?毎朝一人で悶絶してないで
永瀬廉
永瀬廉
廉はベッドから起き上がり、キッと海人をにらみ返す。
永瀬廉
永瀬廉
あんな、言えたらとっくにチュチュしてるわ!
髙橋海人
髙橋海人
そんな好きなのによく毎日イジメるよね
永瀬廉
永瀬廉
イジメてへん!けど、ショーがないねん。
目、合うだけで心臓ヤバいし・・・・・・
実は廉、あなたにきつい態度を取ってるくせに、
心の底ではあなた・激ラブなのだ!
よく男の子は好きな女の子にわざと意地悪してしまうというけれど・・・・・・。
廉は、それをはるかに超えたスーパーツンデレ。
゛どうしても素直になれない系男子゛だった。
髙橋海人
髙橋海人
ふつーに優しくすればいいだけなのに
永瀬廉
永瀬廉
そんなカッコ悪いことできっか!
髙橋海人
髙橋海人
優しくするのってカッコ悪いの?
永瀬廉
永瀬廉
・・・・・・
海人に問われ、廉はグッと言葉に詰まる。
海人の言いたいことはわかる。
わかるけれど、素直に優しく出来るなら、とっくの昔にそうしてる。
永瀬廉
永瀬廉
俺がずっとこーなのしてっるやろ?今さらキャラ変えられへん!
髙橋海人
髙橋海人
あなたがかわいそうだと思わない?
廉がダメ扱いし続けたせいで、あなた、もう病んでるレベルの
ヘタレになっちゃったじゃん
永瀬廉
永瀬廉
・・・・・・
廉はまた押し黙った。小さい頃にあなたに出会ってから、
廉はあなたに『ゴミ』とか『クズ』とかひどい言葉を
言い続けてきた。そのせいであなたは『自分はダメな子だ』
と信じ込むようになったのだ。






一旦切ります。
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