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第1話

朝ごはんと星座占い
82
2020/01/19 08:53
ピピピピ…ピピピピ

スマホから目覚ましの音が鳴る
相山 千空 (アイヤマチヒロ)私服ver
相山 千空 (アイヤマチヒロ)私服ver
んん…
半目開きで目覚ましを止める
相山 千空 (アイヤマチヒロ)私服ver
相山 千空 (アイヤマチヒロ)私服ver
ふぁぁ…ねむ
相山 千空 (アイヤマチヒロ)私服ver
相山 千空 (アイヤマチヒロ)私服ver
…そういえば今日…席替えじゃん!
私は
相山千空(アイヤマ チヒロ)
普通の女子高生です

1ヶ月にも渡り真ん中の一番前の席という地獄を味わい、今日10月1日、月が変わりやっとこの地獄から抜け出せる…!!

用意を早めに済ませてリビングへと向かう

そこには一足早く朝ごはんを食べている弟がいた
相山 裕 (アイヤマ ユウ)
相山 裕 (アイヤマ ユウ)
姉ちゃんが寝坊してない…
相山 千空 (アイヤマ チヒロ)
相山 千空 (アイヤマ チヒロ)
はぁ?何それ?(まぁ毎回寝坊してますけど)
お母さん
お母さん
あれ…千空が寝坊してない…
相山 千空 (アイヤマ チヒロ)
相山 千空 (アイヤマ チヒロ)
もう…お母さんまで…!!
お母さん
お母さん
冗談、冗談!さっさと食べちゃいなさい
相山 裕 (アイヤマ ユウ)
相山 裕 (アイヤマ ユウ)
ꉂ(*°ฅ°*)クスクス
相山 千空 (アイヤマ チヒロ)
相山 千空 (アイヤマ チヒロ)
何笑ってんの??
相山 裕 (アイヤマ ユウ)
相山 裕 (アイヤマ ユウ)
別に〜
弟を軽く睨みながら椅子に座る
相山 千空 (アイヤマ チヒロ)
相山 千空 (アイヤマ チヒロ)
いただきまーす
パクッ…
相山 千空 (アイヤマ チヒロ)
相山 千空 (アイヤマ チヒロ)
んん〜!美味い!
私のお母さんは料理が上手くて毎回美味しい朝ごはんを用意してくれる
相山 千空 (アイヤマ チヒロ)
相山 千空 (アイヤマ チヒロ)
モグモグ(私もこんな風に作れたらなぁ…)
お母さん
お母さん
千空は料理が苦手だからねぇ…女の子なのに…
相山 千空 (アイヤマ チヒロ)
相山 千空 (アイヤマ チヒロ)
ヴッ(グサッ
まぁ、確かに初歩的な卵料理の卵焼きも丸焦げにしてしまうほど料理が苦手…💧
だからお母さんには毎回感謝感激している
相山 裕 (アイヤマ ユウ)
相山 裕 (アイヤマ ユウ)
女子力ねぇな、姉ちゃん。ピッ
そう言いながらテレビのリモコンを押す
丁度 朝のニュース番組がやっていた
相山 千空 (アイヤマ チヒロ)
相山 千空 (アイヤマ チヒロ)
聞かなかった事にしてテレビを見る
女レポーター『今話題のスイーツ店にやってきました!』
女レポーター『扉の外からでもほんのりとした甘い匂いが分かります!』
相山 千空 (アイヤマ チヒロ)
相山 千空 (アイヤマ チヒロ)
モグモグ(スイーツ店かぁ…侑愛が行きそう…)
侑愛は小学生時代からの幼馴染
私より遥かに女子力が高い
女レポーター『このさっぱりした甘みと濃厚なクリームが口の中で混ざり合う…まさに絶品です!!』


相山 千空 (アイヤマ チヒロ)
相山 千空 (アイヤマ チヒロ)
モグモグ(美味そう…)
女レポーター『続いては星座占いです!!』
相山 千空 (アイヤマ チヒロ)
相山 千空 (アイヤマ チヒロ)
パクッ(星座…)
相山 裕 (アイヤマ ユウ)
相山 裕 (アイヤマ ユウ)
ごちそーさま、お、占い
先に食べ終わったらしい裕も釘付けになっている
女アナウンサー『第1位はうお座の貴方!同年代の人や年上の人から褒められる事が多いです!』
相山 裕 (アイヤマ ユウ)
相山 裕 (アイヤマ ユウ)
1位じゃん、ラッキー!!いってきまーす!
お母さん
お母さん
はーい
弟は1位で嬉しかったのかバタバタと足音を鳴らして行ってしまった
相山 千空 (アイヤマ チヒロ)
相山 千空 (アイヤマ チヒロ)
ごちそーさま(私は…まだだ…)
嫌な予感がする…
女アナウンサー『第11位はしし座の貴方、新しい環境で苦労する事があります!落ち着いて』
相山 千空 (アイヤマ チヒロ)
相山 千空 (アイヤマ チヒロ)
ゲッ(下から2番目じゃん…)
「新しい環境って席替えの事…?」
と思いながら席を立ち鞄を手に取る
相山 千空 (アイヤマ チヒロ)
相山 千空 (アイヤマ チヒロ)
ピッ、いってきまーす
お母さん
お母さん
いってらっしゃい
テレビを消し玄関のドアを開ける
2話へつづく↬

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