「りゅうせ〜」
流星「ん?あれ?健人は?」
健人「ここだけど?」
流星「コイツどないしたん?」
健人「あぁ、リビングで3人で寝るって流星に確認取るって」
流星「あ〜別にいいけど。なんでこんな顔赤いん?」
健人「なんかね、のぼせたらしい。フラフラだし自分で出来なそうだったから髪は乾かしてあげたけどね」
流星「そうなんや」
健人「そっち敷いていい?布団」
流星「うん。って寝室から移動めんどいな」
健人「俺もやるよ」
流星「そやな。コイツ置いとこか」
健人「うん」
ー寝室ー
「健人、そっちお願い」
健人「はーい。あのさ、泊りだといっつもなの?」
流星「なに?リビングで?」
健人「うん」
流星「いや、いっつもは俺が自分の部屋であなたは寝室やで」
健人「そうなの?じゃあ、なんでだろ…俺ソファでも寝られるのに」
流星「健人には俺とは違う感情があるんやろ」
健人「違う感情?」
流星「ご飯作って感想言うたやん?俺ら2人」
健人「ああ、うん」
流星「そんときも健人に美味しいって言われた方がホンマに嬉しそうやったし」
健人「いやそれはないよ」
流星「あるって」
健人「ま、少しは意識してくれてんのかな?だと嬉しいけど」
流星「少しちゃうわ笑」
健人「そう?運ぶよ」
流星「はい」
流星side
あなたのこと話す健人
ホンマに顔がニヤけてる
2人とも付き合えばいいのにって感じや
健人side
流星と違う反応してくれてるなら
それが本当なら嬉しいな
早く彼女になってほしい
うわっ、寝方よ。思いっきり
お腹見えてるんですけど笑
流星も、これよく耐えてんね
まだ気持ちあるだろうに…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。