選手交代してからの沢村くんのピッチングが本当に成長でしかなかった _____
沢村「スゥ _____ 」
ホームに立たないと味わえないボールの軌道
ギィン
「しゃあ!」
「追い込んだ!!」
御幸「沢村ぁ、ナイスピー」
腕を振りかぶった瞬間、
ドパァン!!
〈インコース3つ!!〉
〈高めの釣り球で空振り三振 _____ !!〉
そのまま順調にアウトローを決め、しかも一也が構えてるところにドンピシャ
『沢村くん本当にすごいっ』
インハイストレートを決め2者連続三振 ____
結果、青道高校、コールドで勝利した
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『沢村ぁ栄純くーんー』
『どこにいますかーー?』
沢村「あなたさん、俺ならここに!!」
『あっ、いたじゃん!試合おつかれ!』
『これ、よかったら!』
沢村「あざっす!ってこれは?」
『チョコレート!!疲れた体には甘い物が必要でしょ^^』
沢村「本当に有難うございます!!」
『はーーいっ』
と言ったものの、みんなの視線がすごいんです
『みんなの分もあるからね!春乃!みんなに!』
春乃「はい!!皆さんどうぞ〜〜」
「「あざーーすっ」」
わたしはたまたま、一也の隣に座っていた
ドリンクを持っていこうかな __________
『試合お疲れ様っ』
御幸「おお、サンキューな」
『今日の沢村くんすごく調子良かったね!』
御幸「本当にだよ、ここだけの話、正直ビビった(笑)」
沢村「ムムっ!!今、俺の話をした人がいる気がする!!」
倉持「キャハハ!!そんなわけねぇーわ!!」
『一也、チョコ貰ったの?』
御幸「みんなが貰ってから貰おうとしてから」
『じゃあ持ってくるねっ』
御幸「あざっす」
『はい、どうぞっ』
御幸「サンキュー」
『どう?美味し?』
御幸「うわ、うめーわ」
『なら良かった^^』
御幸「あなたらは食べないの?」
『いや、わたしはベンチに記録してただけだし、いいよ、そんな』
御幸「はい、ん」
『んぐっ ____ 』
御幸「美味しいでしょ(笑)」
『なんで食べさせたりしてんの!』
『チョコくらい自分で食べれまs ___ ん!』
耳元で彼が
御幸「そんな大きな声出してたらみんなにバレるよ」
『っほんとにわかんない!!』
御幸「ほんにあなたは面白いわ(笑)」
『からかわないでください!!』
倉持「おいおい、そこのお二人さん何イチャイチャしてはるんですかぁぁ?(」
御幸「しとらんわ、そんな事」
『倉持、こいつ何とかしてっ』
倉持「あなた、ごめん、それは無理だ(」
『はぁ、もうそろそろ準備しましょ〜〜!』
「「うぃーす」」
御幸「それ、キャプテンである俺が言うセリフ」
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試合終わりでも仲良し青道高校野球部でした!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!