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教室に戻り 、 HR が終わると
クラスの皆に一気に囲まれた 。
👦🏻「 ジウ ! 流石だな ! 尊敬するよ ! 」
👧🏻「 え 、 元々知ってたの 〜 ? 」
そんな質問が大殺到した 。
そんな事聞かれても私自身何も分かっていないから
曖昧な答えしか出せないし ..
私がオドオドと困っていると 、
教室の外から名前を呼ばれた 。
その声が聞こえると私の席から
ジョンウォナが居る教室の入口まで道が出来た 。
うわ 、 生徒会長って強いなぁ ..
私はクラスの皆にそう言うと
ジョンウォナと共に生徒会室に向かった 。
廊下を歩いている間 、
先輩から後輩まで色んな人に挨拶をされた 。
いつもはジョンウォナと一緒に居ても
ジョンウォナだけが挨拶されていたのに ..
生徒会書記になった今 、
皆揃って私にも挨拶をして来る 。
生徒会に入るって言うのはこういう事なのか ..
そんな事を思いながら歩いていると
気付けば生徒会室に着いていた 。
🚪 (( コンコンッ
ここ 、 生徒会室は生徒会員と
担当の教員しか入れない部屋だ 。
だから恐らくこの学校の女生徒では
私が歴史上初めてこの部屋に
足を踏み入れる生徒だと思う 。
私は恐る恐る教室に入った 。
すると既に他の生徒会員 、
そして自治会員が集まって座っていた 。
私は会計のソンフンさんの隣に座った 。
私は指示された通りに動いて
何とか他の皆さんに着いて行った 。
中等部の生徒はニキさん以外
オドオドしていたけど高等部の生徒は
慣れた人が多すぎて私のキョドり具合が目立つ 。
早く覚えないとダメだな 、 、
なんだかいきなりでよく分かんない事
沢山あるけど 、 頑張ろ ..
𝗡𝗘𝗫𝗧 .
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。