第12話

地下室、ね
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2020/12/06 08:08
アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
砲声が聞こえたところまでは覚えてる
アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
そ、その後は凄まじい音と衝撃と熱、今僕達は巨大な骨格のうt
ミカサ・アッカーマン
ミカサ・アッカーマン
エレンが私たちを守った
ミカサ・アッカーマン
ミカサ・アッカーマン
今はそれが理解出来ればいい
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
おい!大丈夫かお前ら!
アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
エレン!これは、
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
分からん!
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
ただ、こいつはもう蒸発する。巨人の死体と同じだ、少し離れるぞ!
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
まだ様子を伺ってるのか放心しているのかわからないけど、
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
今のところ駐屯兵団に動きは見られないけど
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
最終的には攻撃を続けると思う
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
…こんなもん見せたあとで会話出来る自信は俺にはない
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
ただ、一つだけ思い出した
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
地下室だ、俺ん家の地下室
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
そこに行けば全てが分かるって親父が言ってた!
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
俺がこうなっちまったのも親父が原因だ
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
地下室に行けば恐らく巨人の正体が分かるんだ!
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
(ふーん、そうなんだ)
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
クソッ!!
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
だとしたらなんで隠した!
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
その情報は何千人もの調査兵団が命を落としても求め続けた、人類の希望ってやつじゃないのか!!
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
それを俺ん家の地下室に大事に閉まっていたって言うのか!!
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
何考えてんだ、一体
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
そもそも、俺たちを5年も放って置いてどこで…
ミカサ・アッカーマン
ミカサ・アッカーマン
エレン!今は他にすべきことがある
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
あぁ

けっこう飛ばします
アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
〜〜〜〜人類の栄光を願いこれから死にゆく全てもの間に彼の戦術価値をとぎます!!!!
男の人
男の人
ウェールマン隊長、彼の言葉は考察にあたi
キッツ・ウェールマン
キッツ・ウェールマン
黙れ!!!
キッツ・ウェールマン
キッツ・ウェールマン
(どう命乞いしようと奴らは反撃者だ!規則に反する者は排除する、それが兵士たる者の務めだ!)
バッ
ピクシス司令
ピクシス司令
よさんか
ピクシス司令
ピクシス司令
相変わらず図体の代わりに小鹿のように繊細のような男じゃ
キッツ・ウェールマン
キッツ・ウェールマン
ピクシス司令!
ピクシス司令
ピクシス司令
お前にはあの者の見事な敬礼が見えんのか
ピクシス司令
ピクシス司令
今着いたところだが状況は早馬で伝わっておる
ピクシス司令
ピクシス司令
お前は増援の指揮につけ
ピクシス司令
ピクシス司令
わしはあの者の話を聞いた方がいい気がするのぉ
アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
はぁはぁはぁ
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
アルミン、カッコよかったよ
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
ありがとうニコッ
アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
う、うん、良かった








ピクシス司令
ピクシス司令
そうか、その地下室に行けば全て分かると
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
はい、信じて貰えますか?
ピクシス司令
ピクシス司令
お主自身が確証を得られん以上はとりあえず、頭に入れておくと言ったところかのぉ
ピクシス司令
ピクシス司令
しかし、物事のしいんを見極める程度のことは出来るつもりじゃ
ピクシス司令
ピクシス司令
お主らの命はわしが保証しよう
アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
ホッ
アラナ・エヴァン
アラナ・エヴァン
ε-(´∀`;)ホッ
ピクシス司令
ピクシス司令
アルレルト訓練兵、じゃったかのう
アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
は、ハッ!
ピクシス司令
ピクシス司令
お主は先程巨人とやらの力を使えば、この街の奪還を可能だと申したな
ピクシス司令
ピクシス司令
あれは本当にそう思ったのか?
ピクシス司令
ピクシス司令
それとも、苦し紛れの命乞いか
アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
それは……両方です
アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
あの時僕が言おうとしたことは、巨人になったエレンがあの大岩を運んで破壊された扉を防ぐということでした
アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
ただ単純に思いついただけですが、せめてエレンの持つ力に現状を打開できる可能性を感じてもらえないかと
ピクシス司令
ピクシス司令
うーん
アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
もちろん、助かりたい一心でしたが…
ピクシス司令
ピクシス司令
 助かりたい一心、何より信用できる言葉だ
ピクシス司令
ピクシス司令
(/◎\)ゴクゴク
ピクシス司令
ピクシス司令
どうじゃ、イェーガー訓練兵よ
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
はい
ピクシス司令
ピクシス司令
お主は穴を防ぐことはできるか?
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
それは、そう、どうでしょうか
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
今の自分に分かることなんてここにいるみんなとそう変わりはありません
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
なので、自分はここで出来るにしろ出来ないにしろ無責任に答えるわけには…
ピクシス司令
ピクシス司令
あぁ、そうじゃの、すまんかった
ピクシス司令
ピクシス司令
質問を間違えてしもうた
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
え、?
ピクシス司令
ピクシス司令
お主はやるのか、やらんのか、どっちだ
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
はっ、
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
やります、
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
やります、穴を塞げるかどうかは分かりません
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
でも、やります!

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