第29話

ぶろっこりーととまとともやし《NTR》
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2021/03/29 05:11
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yf「はじめくん?どうしたんですか?」
2号室で仮眠を取っていた俺は
何故かはじめくんに馬乗りになられている。
しかも手はネクタイで縛られてるし...
yf「ドッキリですよ...ね?」
そう聞きながらカメラを探すも、見当たらない。
hj「よーへーくん♡」
甘ったるい声で俺の名前を呼ぶ。
その声に妙に恐怖を覚える。
yf「な、なんですか?」
hj「もう21時ですよ?よーへーくんったら仮眠するって言ってたのにこんなに遅くまで寝てて...誘ってるんですか?」
yf「...は?」
いや、何言ってんだ?
誘ってる?俺が??
俺がシたいと思うのは智貴だけだ。
数秒の間に思考を巡らせる。
その間にも、はじめくんは愛おしそうに俺の股間を撫でていた。
何してんだ?この人は
yf「はじめくん、辞めてください。」
強めの口調でそう言うも耳を貸す気は無いようだ。
yf「はじめくんってば!!」
hj「よーへーくんうるさい!!」
気に触ったようで、鈍器のようなもので頭を殴られる。俺は朦朧とする意識をゆっくりと手放した。
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次に目が覚めた時には、俺もはじめくんも裸だった。
hj「あっ、よーへーくん!!おはようございます!!」
残されているのは俺の身体に大量に付けられたキスマークと...
ぽっこりと膨らんだはじめくんのお腹だった。
yf「まさか...はじめくん...」
hj「正解!!今ここにはよーへーくんの愛がいっぱい溜まってるんですよ?」
愛おしそうに俺の欲で膨らんだお腹を撫でる。
yf「嫌...俺は...」
智貴以外の人とヤッた、しかも同意無しで。
その事実に吐き気を覚えるも、はじめくんは気にしていないようだった。
その時、俺のスマホが鳴る。
電話の相手は...
yf「ともたかぁ!!」
hj「...」
少し不満そうな顔をした後、何かを思いついたようにはじめくんはスマホを手に取って電話に出る。何故かスピーカーONにして。
hj「もしもし?智貴??」
tm『あっ、はじめさんですか??ようへいくんまだHAPにいます??』
hj「あのね、智貴...」
yf「辞めろ!!言うな!!」
hj「オイラね、よーへーくんと...」
yf「ともたかぁ!!聞くなぁ!!」
hj「セックス、しちゃった♡」
tm『はい?』
hj「よーへーくんいっぱい中に出してくれたよ?」
tm『えっと...ほんとですか?』
hj「ほんと、写真送ってあげよっか??」
tm『嫌、いいです。』
そう言うと智貴は電話を切った。
yf「最悪だ...嫌われた...。」
hj「よーへーくんには俺がいるじゃん。」
yf「俺は智貴がいい。はじめくんなんか欲しくない。」
hj「酷いなぁ...」
でもどこかはじめくんは嬉しそうだった。
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俺は知らない
本当に狂っているのは...
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