第100話

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2021/02/04 09:00
あなたside











(なまえ)
あなた
お、重いぃ…
ジョングク
ジョングク
ムニャムニャ
 





ジョングクさんは可愛いけど、






ジョングクさんの身長と体重は可愛くない。














重すぎる。











ユンギは




さっき助けようとしてくれたのに、

















どっかいっちゃっ……












ユンギ
ユンギ
よっこらせ
(なまえ)
あなた
うわぁ!










びっくりした。











どっか行ったと思ったら









急にジョングクさんを持ってくれた。














ユンギ
ユンギ
重かっただろ
(なまえ)
あなた
う、うん…笑
ユンギ
ユンギ
これ。
 










ユンギの手にあるのは











私の大好きな








ミルクティー。










(なまえ)
あなた
く、くれるの、?
ユンギ
ユンギ
それ、好きだっただろ
(なまえ)
あなた
うん…
(なまえ)
あなた
ありがとう…!
ユンギ
ユンギ
別に












覚えててくれたんだ。












ちょっと嬉しい。












とか思ったのは秘密。










(なまえ)
あなた
あ、これ。
ユンギ
ユンギ
(なまえ)
あなた
ジョングクさんに…
 









私は、たまたま持ってた








ペットボトルの水をユンギに渡した。












(なまえ)
あなた
暑いだろうから、これで…
ジミン
ジミン
いらないって
ホソク
ホソク
楽屋に水とかいっぱいあるの知ってるでしょ?
ソクジン
ソクジン
わざわざジョングクのために買ったの?
(なまえ)
あなた
…ッ









最低。








たまたま持ってたんだって。








人の親切をこうも踏みにじるって








どうなのよ…











ユンギ
ユンギ
ありがとうな
(なまえ)
あなた
…!?
ホソク
ホソク
(なまえ)
あなた
あ、うん、、








少しだけ守ってくれた気がした。















ユンギ
ユンギ
なんだよ
ジミン
ジミン
べ、別に…









ユンギは変わらないな。










あの頃から人思いだ。
















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