あなたside
ライブは終わり、
最後の退場。
最後の最後までファンに愛を届ける彼ら。
ライブが終わると
楽屋に7人が帰ってきた。
ジミンさんに嫌味ったらしく言われ、
ライブ中に
すこしでもかっこいいと思った自分を
殴りたくなった()
そんなこと思ってると
ライブ終わりで疲れているのか
ふにゃふにゃなジョングクさん。
やっぱりかわいい。
すると
ジョングクさんが
何故か私に抱きついてきて
頭を、私の肩にスリスリしている。
みんなの視線が、またこっちに集まる。
急にジョングクさんは泣き出して
さらに周りの人が
こっちに視線を向ける。
私は咄嗟に
ジョングクさんのおでこに手を当てた。
熱があったんだ。
朝、顔を紅くしてたのも
熱が原因だったんだね…
そう言って、
ジョングクさんの腕を
引き剥がそうとした時、
ギュ
さらにジョングクさんの
腕の力が強まった。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。