第24話

3 🖤side
廉
廉
グスッ…グスッ
小さい頃からそうだった

海人の迎えとかあって遊ぶなんてできやんくって、友達ができても遊ばんから付き合い悪いってどんどんみんなが離れていった

やのに紫耀兄ちゃんは友達と遊びに行って怪我して帰ってきてお父さんやお母さんに心配されとった

ダンスやテニスもやってたのにすぐに辞めた紫耀兄ちゃんは上手かったのにって先生達に言われて、惜しまれながら辞めた

俺が持ってないもんを持ってる紫耀兄ちゃんがかっこよく見えてたのにだんだん羨ましく見えて、そして今日不満へと変わった

コンコン
優太
優太
廉ー?入っていい?
廉
廉
お父、さん…グスッ
優太
優太
廉、おいで
部屋に入って、手を広げてこちらを見るお父さんの胸に飛び込んだ
廉
廉
うぅ…グスッ、うぅ〜
優太
優太
羨ましかったんだよな?紫耀のこと
廉
廉
コク
優太
優太
そんな紫耀にヤキモチ妬いちゃったんだよな?廉は
廉
廉
…コク
優太
優太
ごめんな、心配かけれないようにしてたんだなぁ
ポンポンと頭を撫でてくれるお父さんの手は大きくて温かかった
優太
優太
…なぁ廉、紫耀の秘密知ってる?
廉
廉
紫耀兄ちゃんの、秘密?
優太
優太
そう、あ!でも絶対紫耀には俺が言ったって言うなよ?
廉
廉
分かった…