第48話

3 💜side
大学を卒業して、大手企業に就職すると

『もしかして…岸くん?』

優太「え?上野さん?」

『やっぱり!変わんないねぇ』

優太「上野さんこそ変わってない」

『そうかな?笑』

まさかの就職先が一緒で部署も一緒だった

『よろしくね!岸くん』

優太「よろしく上野さん」

漫画みたいな再会をした俺らは、よく飲みに行くようになった



『あのハゲ!なんなの!?』

優太「まぁまぁあなた飲みすぎだって」

『うっさい!優太』

苗字呼びから名前呼びに変わって、飲みに行くと俺はひたすらあなたの愚痴をずっと聞いてた

『ごめん!優太今日も愚痴聞いてくれない?』

優太「いいよ?ただ今日は俺の愚痴も聞いてくれよな!」

『聞く!』

その日は俺は酔っ払って、次の日には昨日の記憶なんかなかった


優太「いったぁ…二日酔いだ」

『…』

優太「あ、あなたおはよ!」

『え!?あ、うん…おはよ』

その日からあなたは俺と距離を置くような話し方になった

優太「あのさ、今日飲みに行かない?」

『…うん』