第104話

百四
6,812
2021/09/14 12:21
部員『…はぁ!?辞める!?』

丈一郎『あぁ』

和也『辞める』


結局私は顧問に怒鳴られ、マネージャーを辞めることになった。

すると部員達が2人に集まる。









部員『なんでや!』

丈一郎『やる気無くなった』

部員『2人が必要なんや!』

和也『へぇ?あなたは?』

部員『…あいつは、裏切り者や!』


そう言って私を指さした。









丈一郎『てめぇ何も知らねぇ癖に勝手なこと言ってんじゃねーよ』

部員『…!』

丈一郎『ほんま調子乗んなや』

和也『ちょっと、丈くん』


初めてこんな怖い彼を見た。

周りの部員はビビって固まっている。









丈一郎『じゃ、辞めるんで』


そう言って藤原くんは荷物を持って出ていった。

皆の視線は大橋くんに。











部員『か、和也!お前は辞めんよな?』

和也『んー』

部員『頼む!』


すると萌絵ちゃんが来た。









萌絵『お願いしますぅ』

和也『…辞めるわ』


すると大橋くんは荷物を持った。

そして萌絵ちゃんの耳元で言った。























和也『あなた辞めさせたこと、死ぬほど後悔させてやるよ』

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