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2021/05/27

第4話

赤の繋がり

真っ暗な中に,一人で立っている少年がいる。
どこか,周りとは違くて。みんなに後ろ指を刺され笑われている少年。

他人で知らない人のはずなのに,なんだか他人事ではないみたいで。自分のことのようで。刺されら後ろ指に悲しくなって。笑われるたびに涙が溢れそうになる。

莉緒
莉緒
うっ…ん…

ゆっくりと重いまぶたを持ち上げて目を覚ますと,現実の自分が涙を流していることに気がつく。明るい天井。知らない真っ白で綺麗な部屋。

???
目,覚めたか?


声のする方に顔を向けると,ピンク髪のイケメンがいた。

???
ちょっと待ってて


そう言って部屋を出て行くのかと思ったら扉を開いて大きな声で叫ぶ。
???
全員しゅうごーう‼︎

その声でバタバタと部屋に人が入ってくる。カラフルな髪色。個性豊かだな。なんてことを呑気に考えてた。

???
よかった!目が覚めたんだね
???
安心しました…

多分,俺が倒れていたところをこの人たちが助けてくれたんだろう。赤の他人が倒れていて,ほっとくことだって出来るのにこの人たちはこんな自分を助けてくれたんだ…。

ピンク髪の人は,俺の前で膝をついて座る。すると俺の腕を掴んだ。

さとみ
さとみ
初めまして,俺はさとみ。腕…怪我してたけど痛くない?

そう言われてやっと自分の腕に包帯が巻かれていて,血が滲んでいることに気がつく。
莉緒
莉緒
大丈夫です,助けてくださりありがとうございます
さとみ
さとみ
直接助けたのはころんとるぅとだけどな
ころん
ころん
大丈夫?人通りの少ない場所で倒れてるからびっくりしたよ
莉緒
莉緒
すみません,色々あって…
るぅと
るぅと
食欲ありますか?お昼過ぎてて,ご飯よかったら食べて行きますか?
莉緒
莉緒
え,良いんですか?
さとみ
さとみ
いいよ,また倒れられても困るしw


なんで,この人達は見ず知らずの俺に優しくしてくれるのだろう。不思議な人達だな…。

さとみさん,ころんさん,るぅとさんに連れられてリビングへ行く。すると,また3人別の人がいた。

ころん
ころん
なーくん!ジェルくん!ご飯できた?
ななもり
ななもり
うん‼︎簡単なのだけど
ジェル
ジェル
スパゲッティ作ったからみんなで食べよ〜

テーブルの上に広げられる温かそうな湯気を出しているスパゲッティ。こんなホカホカして暖かそうなご飯食べたことあったかな。こんなにご飯がキラキラして見えるのは,初めてかもしれない。自分が食べるご飯はいつもレンジでチンしたものだったから。誰かが作ったご飯を食べるのはこれが初めてかもしれない。

るぅと
るぅと
え,莉犬?!どうしたんですか?!


自分の目の前に立つ,赤い髪をした綺麗な男性。紫と黄色のオッドアイに真っ白で小柄で可愛らしい。

どこか自分に似ていて,莉犬と呼ばれた彼。名前も一文字違いで。

そんな莉犬さんは,何故か俺を見て涙を流した。静かに,俺を見つめたまま。本人も涙を流していたことに気づいていなかったらしく,るぅとさんに言われて我に帰り,涙を拭く。

莉犬
莉犬
え,あれ…なんで俺泣いてんの…?

誰かが自分を見て泣くなんて,驚きと同時に何故か彼が泣いていることに喜びが見栄えた。
彼が涙を拭き,自分と目を合わせる。その瞬間俺は笑った。自分でも驚くくらい満面の笑みを。そして,笑顔と共に自分も涙が流れる。

ななもり
ななもり
え!二人ともどうして泣いてるの?
ころん
ころん
大丈夫?!

なんでだろう,涙が止まらないや…














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「運命を見た」をご覧いただきありがとうございます‼︎えー,単刀直入に聞いて面白いですか?w

いや,コメントくださる方本当ありがとうございます😭本当は,コメント返したいんですけど自分すぐネタバレしそうでwでもちゃんとコメント見てますよ‼︎そして,ニヤニヤしてます。

あと一応?連絡で,アイコン変えました‼︎以上,次回も楽しみに‼︎