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2021/06/20

第10話

素直になれよ



瞳を閉じて,眠りにつくといつも真っ暗な暗闇で自分が立っている。


そして,目の前には丸まって泣いている女の子。










あれはずっと,リスナーさんだと思ってた。


傷ついた心を救あのは難しいけど,寄り添うことでリスナーの心を救おうという自分の願いが夢で表れているんだと思った。



???
あなたは,私を忘れるの?



女の子は真っ赤な瞳をしていて,その綺麗な瞳で俺を見つめる。

何故かわからないが,嫌いだと思いながらも心の隅で気持ち悪い…憎らしい…醜い子。


そんなひどい言葉が心の中で思いになって出てくる。



???
私のこと気持ち悪い?
???
私が憎い?



まるで心を読むかのように,問いかけてくる。


そんなことないよ


その言葉が喉から言葉として出てこない。


???
変わってしまうの?あなたは…





"あいつらの同じになってしまうの?"





誰を指しているのかわからない…

でも,その子の言葉一つ一つが俺の足を止める。








すると,女の子の隣に,もう一人女の子が現れる。

???
約束も,私も忘れてしまうの?
???
私たちはいらない?利用されただけ?



何故自分が彼女達の問いに答えられないのか。


罪悪感とうざったいと思う気持ちが交差する。










それに,彼女達の言葉一つ一つに胸が締め付けられる。


忘れてしまうの?


その言葉は俺を攻めようとするのではなく,俺に"忘れないで"と願っているような感じで…切なそうだった。










???
いつかは忘れられるのはわかってる
???
私たちは楽しい思い出に塗り替えられて消えたい
???
ただ…あなたに消されたくない
???
お願い…消さないで
???
うるさい
???
忘れたい
???
消したい
???
消してしまいたい
???
忘れれば全てが楽になる
???
あんな醜い奴らなんて忘れてしまえ
???
何故迷う?
???
楽しいこと
???
嬉しいこと
???
都合の良いことだけ覚えておけば誰も傷つかない
???
怖いんだろ?
???
辛いから逃げるんだろ?
???
なら,早く終わらせてしまえ
???
もう泣かなくていいように
???
笑顔になるために
???
犠牲にしろ





そして毎回,ここで陽の光が僕を目覚ませてしまう















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