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2020/06/27

第4話

警察と少年
俺は現場に着いて目を疑った。
薄暗い路地裏に飛び散った血や肉片。
その中に立つ、右手に包丁を持ち、左手に気色の悪い人形を抱いている、



血塗れの少年。


歳は10ぐらいだろうか。
身体は細っそりとしており、
少し骨が浮き出ている。
背は小さく、140㎝あるかないか。


少年の足元にはまだ息のある男が転がっている。腹から血が出ているようで、はらを強く押さえていた。もうすぐ出血死しそうだ。
だからなのか男を放置し、その少年はゆっくりこちらを向いた。
少年の目には何も写っていない。


「動くな‼︎それ以上動くと撃つ‼︎」

咄嗟に銃を構えた。いくら死ぬからといって、まだ生きている人を放っては置けない。
俺は警察なのだから。






















静まり返った路地裏に、銃声が響きわたった。