すみません帰りまで飛ばすでござる
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あなたside
放課後。
…そういえば。
この高校って部活あるのかな？
入るつもりないけど←
すっかり忘れてた。
坂田くんに聞いてみよう。

よし！
後で見に行こう。
…かっこいいんだろうな、坂田くんも浦田先輩も。

in the校庭

相手チームからこぼれたボールを坂田くんが拾って思いっきり蹴った。

すごい。
ゴールのど真ん中にボールが突き刺さった。
文句無しの1点。

かっこいい…

思わずぼーっとしてて、坂田くんがこっちに来るのに気づかなかった。

盛大に驚いてしまい、坂田くんに大笑いされた。

教えてもらった通りに体育館に行ってみると、バスケ部が練習をしていた。

相変わらず落ち着いた感じの浦田先輩。
3年生の先輩とパスをしながらスポスポとゴールを決めていく。スリーポイントシュートも、もう何本も入っている。

先輩あんなとこあるんだ…
なんか新鮮かもしれない。

しばらく見てると休憩が入った。

これから練習試合をはじめるらしい。

休憩の合図を聞いていたので今度は驚かずに済んだ。

先輩に手を引かれて連れてこられたのは審判席の横。

うらさんside
今日はやけに調子がいい。

…やっぱあなたがいるから？








(･ω･` 三 ´･ω･)違う違う！今は試合！
集中集中！
かっこ悪いとこ見せられない！

とぅぅぇぇええええええい（始まった時の音）←語彙力の無さ
相手の動きをよく見てボールを取る。

左からモブの声が聞こえ、俺は迷わずパスをした。あいつなら信用できる。
あとはゴール前にスタンバっとくか。

後輩からパスが飛んできた。
しかし敵を意識しすぎたせいか、ボールが少しズレた。

そーゆーのをカバーするのもキャプテンの仕事だ。横に飛んでボールをキャッチし、そのままゴールに入れた。
得点を知らせる笛がなる。

あなたの笑顔を見ると嬉しくなる。
俺は走って自分のコートに戻った。

そして数十分後。
試合は23-12で俺らが勝った。

礼をしてあなたの方に戻る。
そーだ！いい事思いついた！

あなたさんside
そう言って浦田先輩は更衣室に消えていった。

最後に校庭回って帰るか。

サッカー部は片付けが終わったところだった。
坂田くんがこっちに駆けてくる。

はい出ましたー←

しばらくして

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