橋本蒼弥|あ、ここここ!
あなた|ここってBARですか??
橋本蒼弥|そうそう!入ろっか
私は蒼弥サンに連れられて
BARの中に入っていった
お酒弱いのに
普通に入っちゃったよ...
まぁ、飲まなければ良いのか!
橋本蒼弥|なんか、好きなのある??
あなた|あんまりBARは来ないので...
橋本蒼弥|そうなんだ~!
なら、おすすめのカクテル2つ下さい
バーテンダー|かしこまりました。
蒼弥サンはササッと注文した
それだけなのに、
どことなくかっこよさを感じた
隣の席と言うだけでも
少し気になってる人だとしても
ドキドキする。
特に私は男性との縁も今までなかったし、
ドキドキするようなことなんて
全然なかった。
橋本蒼弥|あなたチャンさ、好きな人とか居るの??
あなた|...えッッ...??
橋本蒼弥|好きな人だよ、いるの??
あなた|いや、今は居ませんけど、、
どうしたんですか??急に
橋本蒼弥|いや、ただ聞いただけだよ
あなた|そう...ですか、
いきなりの質問にびっくりした。
あなた|蒼弥サンは居るんですか??好きな人
橋本蒼弥|いるよ~
ちょっとガッカリした。
私の可能性はあるのかな~って思ってしまってたから
あなた|好きなタイプとかありますか??
どんどん自然と恋愛の話になっていく。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。