真っ黒になったスクリーンを見つめる。
大吾は腰を抜かしとって、みっちーや恭平、
謙杜は肩を寄せあって泣いとった。
俺らはただボーッとスクリーンを見つめとった。
大吾「今、スクリーンに映った人が、、あなたです、泣」
大吾が途切れ途切れ、話した。
和也「あなたの事を心の片隅において、俺らなにわ男子を応援してください!泣」
(なにわ男子全員、肩を組む)
大吾「西畑、みっちー、流星、謙杜、恭平、はっすん、丈くん、そしてあなた。」
大吾「8人でなにわ男子、そしてなにふぁむのみんながいてくれるから俺らがいます。泣」
「今日はここ、東京ドームに来て下さり、」
『ありがとうございました!泣』
バァーン!!!
アリーナ席、スタンド席いっぱいに
銀テープが放たれた。
その間、何故か俺らのところにも
7つのテープが裏から放たれた。
1人1人が拾うと表には なにわ男子 の文字。
裏にはあなたの字。
西畑「あいつ、、泣」
大吾が拾ったものには、ずっとそばにおるから。
流星のには、しょうらいは絶対嵐さんみたいなアイドルやで。
謙杜のには、らいせで会おな!笑
みっちーのには、みんなが幸せでありますように。
恭平のには、なにわ男子はせかい1のグループ。
和也のには、気を遣わずメンバーに頼る事。
丈一郎には、とにかく笑顔でいること。
みんな、読み終えると目を合わせ、
ステージを去った。
2日後の楽屋_____
大吾「見てこれ、」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。