第52話

東京ドーム公演(6)
2,872
2021/05/09 14:46


真っ黒になったスクリーンを見つめる。

大吾は腰を抜かしとって、みっちーや恭平、

謙杜は肩を寄せあって泣いとった。

俺らはただボーッとスクリーンを見つめとった。




大吾「今、スクリーンに映った人が、、あなたです、泣」



大吾が途切れ途切れ、話した。


和也「あなたの事を心の片隅において、俺らなにわ男子を応援してください!泣」



(なにわ男子全員、肩を組む)


大吾「西畑、みっちー、流星、謙杜、恭平、はっすん、丈くん、そしてあなた。」



大吾「8人でなにわ男子、そしてなにふぁむのみんながいてくれるから俺らがいます。泣」

「今日はここ、東京ドームに来て下さり、」

『ありがとうございました!泣』




バァーン!!!


アリーナ席、スタンド席いっぱいに

銀テープが放たれた。


その間、何故か俺らのところにも

7つのテープが裏から放たれた。


1人1人が拾うと表には なにわ男子 の文字。


裏にはあなたの字。


西畑「あいつ、、泣」



大吾が拾ったものには、ずっとそばにおるから。


流星のには、しょうらいは絶対嵐さんみたいなアイドルやで。


謙杜のには、らいせで会おな!笑


みっちーのには、みんなが幸せでありますように。


恭平のには、なにわ男子はせかい1のグループ。


和也のには、気を遣わずメンバーに頼る事。


丈一郎には、とにかく笑顔でいること。




みんな、読み終えると目を合わせ、

ステージを去った。














2日後の楽屋_____



大吾「見てこれ、」



大吾が出したのはあのテープ。



大吾「そばにおるからの、そ だけ大っきいのあなたっぽい。笑」


駿佑「俺のもや、み だけ大っきい、笑」


和也「俺も、頼るの、 る」


流星「何かおかしない?それ。」
  「俺は、将来の、 ら。」


丈一郎「俺、と や。」


恭平「俺も、世界の、か。」


謙杜「俺は、らや。」

駿佑「これ、こうしたら、。」


大吾「あ、空から見とるや。」


謙杜「でも、そんなことって」


和也「あるかもしれへん。」


丈一郎「そやな、あいつのことやし。」


恭平「どこまでメンバー想いなんや。」




空から見とる。


それがあなたからの最後のメッセージや。





        _____END_____

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