風磨「…………おい、大丈夫か、あなた」

藤咲『う、うん、、、ちょっと飛んだけど………』

私を助けてくれたのは風磨だった













熱湯が出る前に私を引っ張ってくれたみたい



















ていうか近い











風磨の腕が、私の首に巻き付いて体が密着している











いくら好きじゃないからって、メンバーだからって、、、












こんなに触れてたらドキドキしちゃうじゃんか………っ

藤咲『ね、ねぇ風磨』

風磨「ん」

藤咲『ありがと、助けてくれて笑』

風磨「おう」

藤咲『………あっつい………放して？？』

風磨「やだ」

藤咲『へ』

今風磨なんて言った？？













『放して？？』…………………「やだ」













頭ん中でリプレイされて、顔が熱くなる














ぎゅ、と風磨が私を抱き締める力が強くなった


















風磨「………………き、」

藤咲『っえ？』

風磨「あなたが好き」

藤咲『…………………！？』

風磨「お前、勝利と付き合ってんだろ」

藤咲『う、ん、、、だから、その………』

風磨「わかってる。ダメだって、迷惑かけるって」

藤咲『………っ』

風磨「ごめん、お願い
　　　今だけはこのままで居させて」

また一段と風磨が強く私を抱き締める













風磨の顔は見えない













けど、私の肩に顔を乗せ、何か我慢しているような感じがした

















風磨の太い腕、さらさらの髪、優しい匂い














全てが私を優しく包み込む















ごめん、風磨。私、勝利が好き。














そう言いたかったけど、風磨の息が私の耳にかかると、抵抗出来ない












今だけ、風磨を甘やかせてあげよう

……………………ばこーーーーーんッッッッ！！！！！！！！))






















永瀬「らーん！スマホ忘れてた……………で…………………」

藤咲『え』

風磨「あ」

いっとずそーばっどたいみんぐ！！！！！（）

























楽屋のドアを叩き破って入ってきた廉の手には私のスマホ











King & Princeの楽屋に忘れてたみたいだ
















んで、廉の顔。理解不能って思ってる、絶対。
















藤咲『あの、廉、、、これはそーゆー………』

永瀬「おおおおおお俺は！！！？」

藤咲『』

永瀬「そーゆー関係………アリやと、思うで！！！？」

藤咲『いやだから違u((永瀬「男同士の恋愛、ええと思う！！！」』

風磨「あーだめだこりゃ」

藤咲『ことの発端といえばお前だろーが』←

永瀬「俺はスマホ返しに来ただけやからな！！ほらよ！！！」

藤咲『おぉい！！！？ちょっ！！？』

がっしゃーーーーんっっ！！！！！バタンッダダダダダダ……………




















私のスマホを投げて廉は走って帰ってった
















床には落ちて画面が割れた私のスマホ












私の後ろには黙りこくっている風磨

















そして廉が壊していった楽屋のドア



















流れる沈黙、








藤咲『どーしよ、、、誤解させちゃった、、、』

風磨「ごめん、俺のせいだ」

藤咲『風磨は悪くない。私謝ってくる………！』

ガッタン、、、、ガコッ！！ギギギィ…………………












マネ「は、何したお前ら」

風磨「おぉマネージャー」

マネ「いやだからこのドア壊れてんだけど」

藤咲『あーいや、ごめん壊した』

マネ「うーわーマジか！？どうしたらこうなんだよ！？」

風磨「キンプリ永瀬が壊してった」←

藤咲『風磨ぁ、そこは黙っとこうぜ？？』

風磨「だってホントだし、」←

マネ「キンプリの永瀬か、まっちゃんに頼むわ」

藤咲『まっちゃんって誰？？』

マネ「キンプリのマネージャー」

藤咲『んあぁぁッッ！！！！！』

風磨「どした、そんなエロい声出して」((

藤咲『まいすまほ！！！割れてるんだけど！！？』

風磨「おっしゃそれも永瀬に任せよう」

藤咲『ないすあいでーあ！！』←

マネ「やっば、悪魔、、、」

で、そのあと残りの3人（健人、聡、マリウス）がなかなか起きなくて













仕事に遅れたSexy Zoneでした。((

おーのーどうやって誤解解こう、、、泣泣