第25話

火傷
1,472
2020/03/05 06:14








私は一人で楽屋に戻る












勝利、マネージャーに呼ばれてどっか行っちゃった。
























…………………ガチャッ、ガンッッッッ!!!!!!!←





 



風磨「痛ってぇ!!!!?!?」((
藤咲『ありゃ、風磨なにしとるん?』
風磨「ったぁ…………ここで寝てた」
藤咲『は、ドアの前の床で!!?』
風磨「だってほらよ((クイッ」













風磨がん、と顎でソファを指した



















ソファには山積みになってる人。




























…………は、人????














藤咲『下からマリウス、聡、健人…………は??』
風磨「お前が出ていったあと、力尽きたとさ」
藤咲『んあーね、なるへそ、あいきゃんあんどぅすたんと!!』
風磨「いや発音、悪ぃな笑」
藤咲『今英語勉強中、現在進行形、すたでぃんぐ!!』
風磨「いやなんかうぜぇ」((
藤咲『てかこれ綺麗に繋げたらコンボ出て落ちそうだね』
風磨「退屈なんて言わせないッよー♪♪」
藤咲『いやはっきり言えよ、著作権の問題でも??』
風磨「僕らはいつもつながぁてるー♪♪」
藤咲『………そんな歌詞だったっけ??』
風磨「だったと…………思う………?」←












これ以上話してたら喧嘩になったりするのでここまで!!!() 
















柿の種っっっ!!!!!!!←















藤咲『君はかっきのたーねー♪そのーよこーがーおー♪』
風磨「えなに、君はKAKINOTANE?www」
藤咲『たべーるーこーとはーでーきなーいけどー♪♪』
風磨「いや食えるわ」←
藤咲『すきっさーせーんーべいーやーまめーじゃーなくーて♪♪』
風磨「原材料見れば一緒だし」←
藤咲『それーがーじーんせい♪かえっるっこっとっだってあるーんだー♪』
風磨「うん、ないわ、ついでに柿の種もないわ」←
藤咲『………は』
風磨「ん??」
藤咲『柿の種が………ない………??』
風磨「おぉ、さっき中島と俺で食い尽くした」
藤咲『うそぉぉぉぉぉぉぉぉ!!??!?』











バッと振り向いてお菓子のかごを見たけどあるのはチーズおかき












いやさっき食べたわ!!!!!

















藤咲『おーのー!!!ミーは柿の種イートするためにごーとぅー楽屋したのに!!』
風磨「ごめん、うざい」←
藤咲『やっぱキンプリの楽屋行って柿の種食べてくる!!』
風磨「ちょっ!!?あと5分で仕事始まんぞ!?」
藤咲『……………はああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ』
風磨「ホントごめんって、後で買ってやるからさ」









ふぉ!!!優しいふまきゅんなんて珍しい!!!((
















藤咲『あーあーんーんっ、喉渇いたー』
風磨「テンションのアップダウン激しいな笑
   そこにコーヒーあるから飲めば??」
藤咲『え、これ?なんかウィンウィンいってるヤツ?』
風磨「そそ、自動で淹れてくれんの」
藤咲『はーぁ、最近の機械は凄いねぇ』
風磨「老けたなババァ」
藤咲『んだとジジィ』
風磨「ジジィは岸だけにしとけって」←
藤咲『そだね』←









で、これどうやって使うん??










機械音痴なんだよ、私









未だにスマホのスクショの仕方わからんくらい()















藤咲『えーと、あれ?このボタン??なんかボコボコいってら』
風磨「おいそれって…………!!!!!!」














バシャッッッ!!!!!!






















藤咲『…………っ、』












機械から勢いよく熱湯が出てくる













私の手には少しだけ熱湯が飛んで、赤くなっている

















元の位置にいたら、腕火傷してたかも………………



























あれ、なんで私一歩手前にきてんだろ














さっきまで機械に手が届いたのに、今は全然届かないくらいの距離


















首に違和感を感じて、見てみる














私の首に巻き付く、太い腕














暖かくて筋肉質で固くて、良い匂いがする





















私を包み込む低い声が頭上から聞こえる






















、、、、この腕、もしかして、いやもしかしなくても……………!!!!













































(すまん、変なところで途切れた)



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