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第3話

No.3
食堂へ着くと、ちらほらと座ってはいるがまだあまり来ていないようだった。
その代わり、見知った顔が4人。
私と同じ、レンタル彼女であり、親友みたいなもの。
暗倉 儚
あーっ、みうみう〜!
お疲れサマ♡
この女の子は暗倉儚ちゃん。
私と同い年の17歳で、あざとい仕草と猫なで声が特徴。
あざといとはいえ、可愛いんだよなぁ……
催眠術が好きらしいけど本当かなぁ。
南条 なつな
未宇〜お疲れさま。
はやく座りな〜
この女の人は南条なつなさん。
私たち5人の中で唯一の成人女性で21歳。落ち着いた性格でぼーっとしてるところがあるけどみんなのまとめ役。
お酒好きなのが心配だけどね……
国木田 璃々酢
び、びっくりした…
未宇嬢っすか……
お疲れ……
この女の人は国木田璃々酢さん。
私より1つ上の18歳で、はっきり言うとオタク気質で人付き合いが苦手な性格。
でも悪い人じゃないし、私たちとはよく話してくれるから安心できる。
天乃 孔雀
…………お疲れ
この女の子は天乃孔雀ちゃん。
ちょっと気難し目な性格で、無愛想なのが目立っちゃうけど、私たちの中で最年少の16歳だから、思春期とかで大変なんだろう。
変わった名前を気にしてるみたいだけど、孔雀ちゃんって可愛いと思うけどな……
ここに住むレンタル彼女として働く女の子はみんな仲がいいけど、その中でも私がよく一緒にいるのはこの4人。
性格はバラバラだけど、なんだか安心感があって、気づけばいつも一緒に行動するようになった。
____なんで若くしてここにいるかと言うと、点当さんが、
親がおらず孤児院に送られた私たちを受け入れてくれたのだ。
私は、幼い頃に両親が事故で他界してしまった。
そのせいで心を閉ざし、孤児院でも友達ができずひとりぼっちだった私の親代わりになってくれたのが点当さんだった。
厳しくもあり優しい点当さんのおかげで、私はこうして成長し、楽しい毎日を過ごすことが出来ている。
レンタル彼女の仕事は点当さんがもともと経営してたんだけど、仕事を手伝いたいと言ったら快く了承してくれた。
おそらく、他の4人も同じ、なにか事情を抱えてここにきて、点当さんに育てられ、レンタル彼女となったのだろう。
でも、4人とも自分の意思でレンタル彼女になったみたいだし、毎日楽しそうで私も嬉しい。
でもまだ気に入った人はみんな見つけてないみたい。
暗倉 儚
ん〜?みうみうどうしたのぉ?
ぼーっとしちゃって。
緋鞠 未宇
ん?あぁ、なんでもないよ!
儚ちゃんに声をかけられてハッとした。
過去を思い返しているうちに全員集まっていたらしく、点当さんもやってきた。
点当 斬火
うっし、全員揃ったな。
食っていいぞー!今日はカレーだ、じゃんじゃん食え!
緋鞠 未宇
やったー!
大好きなカレーを前にさっきのしみじみした考えも忘れ、思いっきりカレーを口の中に押し込んだ。