無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第4話

No.4
食事の時間を終えて、無事就寝した翌日。
すやすやと眠っていた私は、点当さんによって叩き起された。
というか、ベットから落とされた。
緋鞠 未宇
どッッわびっっくりしたぁ!!!
なんっ、!?なにするんですか点当さん!?
痛い……ってクッションわざわざ置くくらいなら落とさないでくださいよ!!
点当 斬火
わりーわりー、それより未宇、指名が来てんぞ!
指名が来た時に私が何をしてても伝えに来るのやめてほしい。
食事中だろうがテレビ見てようが必ず来るんだもん。
この前なんてお風呂で髪を洗ってて顔上げたら点当さんがいてさすがに叫んだよ。
緋鞠 未宇
指名かー、誰からですか?
点当 斬火
隣町の園原優耶くんだ。
アンタと同い年っぽいぞ!
点当さんはそういって1枚の写真を取りだし、ぴらりと見せてきた。
そこには優しそうな顔の男の人が写っている。
緋鞠 未宇
ほうほう……見たことないですね。
初客さんですか?
点当 斬火
ん?おう、今回が初めての利用だな。
元気で優しそうだから未宇を指名したんだと。
頑張ってこいよ!
それだけ言うと点当さんは部屋を出ていった。
時間は……今日の昼からか。
点当さんが写真と一緒に残していった紙にそう書いてある。
集合場所は隣町の駅にある噴水の前……
さて、準備しなくちゃ。
髪をまとめて、まずは服選びだ。
うーん、いつもの服でもいいんだけど……
元気で優しそうだから、って言ってたから、明るい要素だけじゃなくて落ち着いた色も入れた方がいいかな……
一応性格欄に明るいとか元気とか書いてもらってるけど、私含めて全員自意識過剰とか思われないように優しいとか可愛いとは書いてない。
あくまで性格についてで、優しい、可愛い、など人によることはプロフィールに書かないのだ。
……うーん、ワイドパンツにセーターとジャケットでいいかな。
これで服装は決まった。
……さっきまずは、とか言っちゃったけどほんとにこれだけ。
あとは軽くメイクをして待ち合わせ場所で落ち合うのがいつもの行動だ。
今日は隣町か……町外は初めてだけどせっかく私を選んでくれたんだから楽しませなきゃね!
ふんっと張り切って廊下に出ると、儚ちゃんたち4人もいた。
暗倉 儚
あれぇ?みうみうもご指名入ったの〜?
緋鞠 未宇
うん!儚ちゃんたちも?
南条 なつな
うん、私も指名入ったよ〜。
なんと、とある名家の息子さんだってさ〜。
国木田 璃々酢
エッ、なにそれこわい。カツアゲされません??
…まぁ僕も指名入ってるんですけどね〜
緋鞠 未宇
あれっ、璃々酢さん嬉しそうですね。
もしかして、いい人見つかったんですか?
国木田 璃々酢
いい人もなにも、オタク友達からのご指名でっせ!!
これはグッズを持って推しを語るしかないっしょ!!
「ハルコイ」新刊も出たとこだし語りたかったとこなんですよねぇ〜、ケヒヒッ!
天乃 孔雀
上機嫌なのはいいけど、その怖い顔と笑い方やめたら?仮にも女でしょ
孔雀ちゃんの鋭い言葉に璃々酢さんは顔を顰めた。
国木田 璃々酢
え、ええ……
孔雀嬢シンラツすぎっすよ……
僕のライフはもうゼロよ!
天乃 孔雀
そういうのいいから。じゃあ、私行くから
緋鞠 未宇
あれ、孔雀ちゃんも指名入ってるの?
天乃 孔雀
…………。めんどくさいけどね。
あとあとうるさいから仕方なく行ってあげるの
孔雀ちゃんはそう言うけど、嫌な顔をしつつしっかり行ってあげるあたり優しいよね。
暗倉 儚
点当さんから聞いたけどー、みうみうも初めてのお客さまだったの〜?
私もなんだ〜!ぜぇ〜ったいメロメロにさせるもんっ!!
儚ちゃんはふんすっと意気込んでいる。
儚ちゃん、こんな風だけど努力家で負けず嫌いな性格だから、こんなに自信を持って言えるんだよね。
彼女の尊敬すべき点だ。
南条 なつな
あ〜、時間も押してるし、そろそろ行こーか。
じゃあまたあとでね〜
なつなさんが出ていったのを合図に、私達もそれぞれ仕事へと出向かった。
よし、頑張ってこなくちゃ。