第9話

8話
3,425
2021/03/20 13:12
ヤミ団長side
あの受験生めっちゃ文句言ってたくせに上手くやつてるみてーじゃねーか
名前は確かあなただっけか
二つ葉の魔導書グリモワールを持ち狐火魔法の使い手
それにあいつの兄弟
こりゃとんでもねー奴がきやがった
ジャック・ザリッパー
ジャック・ザリッパー
おいヤミ、よそ見とは随分余裕じゃねーか
ヤミ・スケヒロ
ヤミ・スケヒロ
全然余裕ですー
ジャック・ザリッパー
ジャック・ザリッパー
あの受験生が気になるのか〜?
ヤミ・スケヒロ
ヤミ・スケヒロ
ん〜まぁな
縦長野郎の攻撃を交わしながら俺も攻撃を仕掛けるがそれも避けられる
ジャック・ザリッパー
ジャック・ザリッパー
つーかヤミ〜受験生に団長2人を相手にさせて大丈夫なのか〜?カカッ!
ヤミ・スケヒロ
ヤミ・スケヒロ
いや知らん
ジャック・ザリッパー
ジャック・ザリッパー
いくらなんでも無理があんだろ
ヤミ・スケヒロ
ヤミ・スケヒロ
かもな、つ〜か絶対無理。
ヤミ・スケヒロ
ヤミ・スケヒロ
団長2人を相手に勝つとかどんだけバケモンなんだよ
ジャック・ザリッパー
ジャック・ザリッパー
カカッ!じゃあなんで2人を相手にさせてんだ〜?
ヤミ・スケヒロ
ヤミ・スケヒロ
あいつは黒の暴牛ウチに入ってもらうから今のうちに鍛えとかねーと
ジャック・ザリッパー
ジャック・ザリッパー
はっ笑わせるぜ~、誰がいつもいつも最下位の団になんか好きで入るかよ
痛いとこつくなあ、この縦長野郎。


確かにあいつは引く手数多だろう。


全団挙手で間違いない。


そこで黒の暴牛を選ぶなんてまずありえねー。


選ぶとしたらそいつはとんだ物好きかバカのどっちかだろうな。
ヤミ・スケヒロ
ヤミ・スケヒロ
あいつが物好きかバカにかけるわ
あなたside
(なまえ)
あなた
狐火創成魔法きつねびそうせいまほう
朱雀すざく!!!
(なまえ)
あなた
団長2人を焼き払え!!!!
と、青い炎でできた朱雀が団長たちに向かって炎を放った
が、俺の魔法は簡単に避けられた
するとノゼル団長の魔法が空から降ってきてそれを避けるのに必死になっていた
そしたらフエゴレオン団長の魔法に気づかず攻撃をモロにくらってしまった
(なまえ)
あなた
グッッッ!!!
俺はヤミ団長達のところに勢い良く飛ばされた
するとヤミ団長が俺の頭を鷲掴みにした
ヤミ・スケヒロ
ヤミ・スケヒロ
ブハハハハ!!
ヤミ・スケヒロ
ヤミ・スケヒロ
お前、モロであいつの攻撃くらったな
(なまえ)
あなた
ちょっと油断しただけです...!!!
ヤミ・スケヒロ
ヤミ・スケヒロ
やっぱお前おもしれぇ!!
ヤミ・スケヒロ
ヤミ・スケヒロ
よし、今ここで限界を超えろ!!
(なまえ)
あなた
えっ?限界を超える??
俺が頭にはてなマークを浮かべているとヤミ団長が思いっきり腕を振り俺を2人のところにぶん投げた
ん?!ぶん投げた?!
(なまえ)
あなた
ギャァァァァ!!!
2人は魔法で俺が来るのを待ち構えている
やばいこのまま突っ込むと殺される!!!
俺は咄嗟に魔導書グリモワールから刀を出した
そして刀に青い炎を纏わせ
(なまえ)
あなた
狐火魔法きつねびまほう
火裂かれつ!!!
2人に向かって放った
その時、
ウィリアム・ヴァンジャンス
ウィリアム・ヴァンジャンス
そこまでだ
ウィリアム団長の声が響いた
するとヤミ団長が
ヤミ・スケヒロ
ヤミ・スケヒロ
今いいとこだったんだけど
ジャック・ザリッパー
ジャック・ザリッパー
最後まで殺らせろや
2人はお互いが引かない体制のままウィリアム団長に話しかけていた
ウィリアム・ヴァンジャンス
ウィリアム・ヴァンジャンス
このままだとこの会場も崩壊しかねないからね、まぁ1部は壊れているけどね
会場を見渡すと、所々ヒビが入っていた
多分ヤミ団長達がやったのだろう
そしてウィリアム団長の1部とは最後に俺が放った魔法のせいだろう
結果的に言うと俺の魔法はあの二人に当たることはなく避けられた
と、その時ジャック団長がヤミ団長から離れ団長2人に問いかけた
ジャック・ザリッパー
ジャック・ザリッパー
おいおい〜団長2人が受験生倒せないとかどんだけだよ、カカッ!!
フエゴレオン・ヴァーミリオン
フエゴレオン・ヴァーミリオン
こやつの強さは本物だ
ノゼル・シルヴァ
ノゼル・シルヴァ
下民ごときに本気を出すわけがなかろう
と、ノゼル団長は自分の場所に戻ろうと歩き始めた
俺は俯いた
ヤミ・スケヒロ
ヤミ・スケヒロ
お前良くやった
と、ヤミ団長に褒められ頭をポンポン叩かれた
ヤミ・スケヒロ
ヤミ・スケヒロ
だが限界を超えるまではいかなかったな、わはははは!!
何が面白いのだろうか
ヤミ・スケヒロ
ヤミ・スケヒロ
下民だからなんだってんだ
ヤミ・スケヒロ
ヤミ・スケヒロ
お前はお前のやり方でやればいいんだよ。バカタレ
ヤミ・スケヒロ
ヤミ・スケヒロ
そんくらいで落ち込むな
(なまえ)
あなた
自分のやり方...ですか?
俺は俯きながらそういった
ヤミ・スケヒロ
ヤミ・スケヒロ
あぁ
と、ヤミ団長が''自分のやり方でやればいんだよ"そんな言葉を貰った
(なまえ)
あなた
ヤミ団長、
ヤミ・スケヒロ
ヤミ・スケヒロ
なんだよ
(なまえ)
あなた
俺、さっきのノゼル団長の言葉、超イラッてきました。めっちゃムカつきました
ヤミ・スケヒロ
ヤミ・スケヒロ
わははははは!!!!そうかそうか!
(なまえ)
あなた
なので
俺は数歩後ろに下がり
(なまえ)
あなた
止めないでください
ノゼル団長に向かって全力ダッシュをし
ノゼル団長の背中に向かって
(なまえ)
あなた
吹っ飛べぇ!!!!
飛び蹴りをした
ノゼル・シルヴァ
ノゼル・シルヴァ
ウグッッッ
ヤミ・スケヒロ
ヤミ・スケヒロ
ブハハハハ!!まじかあいつ!!
ジャック・ザリッパー
ジャック・ザリッパー
あいつに飛び蹴りするとはおもしれぇ!!カカッ!
フエゴレオン・ヴァーミリオン
フエゴレオン・ヴァーミリオン
ノゼルに飛び蹴りをする奴がいるなんて...
ノゼル・シルヴァ
ノゼル・シルヴァ
貴様...!!
(なまえ)
あなた
ノゼル団長、あんたさっきっからムカつく言葉ばっかり言いますね!!
(なまえ)
あなた
下民ごとき本気を出すわけがなかろうだって?!たまたま王族に産まれた奴が偉そうに!!
(なまえ)
あなた
決めた!!俺はアンタを一番最初に団長の座から引きずり下ろしてやる!!
(なまえ)
あなた
覚悟しとけ!!
(なまえ)
あなた
そして!!
(なまえ)
あなた
下民なめんな!!!
と、言い放った
そして何故かノゼル団長の目が一瞬だけ悲しい目をしたが直ぐに戻り立ち上がり俺に圧をかけてきた
ノゼル・シルヴァ
ノゼル・シルヴァ
貴様、死にたいらしいな...!!
(なまえ)
あなた
すみませんでしたァァ!!!
と、俺は叫びアスタ達のところにダッシュで戻った
俺は言い忘れたことがありヤミ団長に向かって叫ぶ
(なまえ)
あなた
ヤミ団長!俺落ち込んでませんから!!
ヤミ・スケヒロ
ヤミ・スケヒロ
あ''?!お前俯いてたじゃねーか!
(なまえ)
あなた
それはノゼル団長をどうやって倒そうか考えてたんです!!!
ヤミ・スケヒロ
ヤミ・スケヒロ
どーでもいいわ!!

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