第6話

5話
3,782
2021/05/05 00:08
____半年後
そういえばお前の弟教会に預けてもう15年だな
...そうだな
えっなに寂しいのププッ
寂しいわけがないだろ、私達はあの子をここに置いていたら危ないとお母様に言われ遠ざけただけだ
で?もしこの試験受けに来てたら兄弟ってこと言うのか?
言う時が来たら言うから貴様は黙っていろ
おー怖い怖い
貴様らも私が言うまで黙っていろ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あの事件から半年がたった
俺たち3人は泣いて送り出してくれた教会の皆を頭に浮かべながら、会場に足を踏み入れた
そう今日は
魔法騎士入団試験
魔法騎士とは、九つの騎士団からなる魔法帝直属の戦闘に特化した魔道土軍団のこと
命を懸けて国を守る英雄軍
そんな魔法騎士団は国民からの憧れである
今日はそんな大切な入団試験だ
入れるか分からない、もし入れなかったらどうしよう
という緊張もあるが俺は今それどころでは無かった
(なまえ)
あなた
やっべはぐれた(((
(なまえ)
あなた
あっれ?入口まで一緒にいたよな?あれ?
〜〜〜〜〜〜
アスタ
アスタ
あれ?あなたが居ないぞ?!
ユノ
ユノ
あいつが居なくなるのはいつもの事だろ
アスタ
アスタ
そうだな!
〜〜〜〜〜〜
(なまえ)
あなた
まじかこの年で迷子とか...
(なまえ)
あなた
まぁ開き直るか!
それにしても、何かこの会場に鳥が沢山いるんだけどさ
俺に全く寄ってこないんだよね
(なまえ)
あなた
俺鳥に嫌われてんのかな...?
モブコ・モブリナ
モブコ・モブリナ
ねぇ見て!あの人...全く鳥が寄ってない!
サモブ・シトリン
サモブ・シトリン
すご!!
ヒロ・ヒロコ
ヒロ・ヒロコ
しかもカッコイイ!
ヤサ・ヤサミ
ヤサ・ヤサミ
かっこいい人だな...
鳥が寄ってないのはこの辺で俺だけだ
つまり女子達は俺の話をしているのか
俺ってカッコイイのか?
アスタは置いといてユノの方がかっこいいと思うけどな
ダきツブしたい
おっと?今危ないお言葉が聞こえましたが気のせいですかね
ねぇ君
話しかけてきた!!!!
聞いてる?
(なまえ)
あなた
うん聞いてるよどしたの?
君でしょ?最果ての村で二つ葉に選ばれた人って
(なまえ)
あなた
そうだよ、よく知ってるね
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
そりゃ有名だからね、俺の名前はアマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
王族、エンゼルランプ家の子供さ
(なまえ)
あなた
王族...!
俺は膝を着いた
(なまえ)
あなた
王族だとは知らずに軽々しい発言お許しください
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
あぁそういうのを求めているんではなくてね
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
頭を上げてよ、俺は君と仲良くなりたいんだ
俺は言われた通り頭を上げた
(なまえ)
あなた
俺と仲良くですか?
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
うん、そう
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
だから敬語とかやめてよね
(なまえ)
あなた
分かった
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
で、君の名前を教えて貰える?
(なまえ)
あなた
俺の名前はあなた、知っての通り最果ての村出身の下民さ
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
あなた、か
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
ねぇあなた君、貴族とか王族のこと嫌いでしょ
(なまえ)
あなた
なんでバレた...!?
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
クククッやっぱりそうだ
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
何となくだよ俺の勘さ
(なまえ)
あなた
すげ
(なまえ)
あなた
うんそうだよ俺は貴族とか王族のことが嫌いだよ
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
そっかなぁあなた一緒に試験受けない?1人は寂しいんだ
(なまえ)
あなた
いいよ。俺はあと2人と一緒に来たんだけどはぐれたから
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
はぐれたって...ククッ
(なまえ)
あなた
笑うなよ...
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
ごめんごめん
アマネとそんな話をしていたら上から声がした
待たせたね
(なまえ)
あなた
あの人は...?
一気に歓声が湧き上がった
そこには9人の人達がいた
今回の試験は私が仕切らせてもらうよ
俺が「誰だあの人状態」になってるとアマネが教えてくれる
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
彼は''金色の夜明け団"団長「ウィリアム・ヴァンジャンス」
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
次の魔法帝最有力候補だよ
(なまえ)
あなた
魔法帝の最有力候補...!
「魔法帝の最有力候補」その言葉を聞いて俺は自然にニヤけた
(なまえ)
あなた
まずはあの人を超える...!
アマネが俺の言葉を聞いて驚く
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
!...あなた魔法帝になりたいの?
(なまえ)
あなた
うんそうだよ
(なまえ)
あなた
俺は魔法帝になる、絶対に
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
そっかニヤ
そして俺とアマネは団長たちに目線を移す
するとウィリアム団長と目が合った
いや、ウィリアム団長だけじゃない、9つの団の団長達が俺の事を見ている
えっ...なんで?!
それに気づいたアマネが俺に話しかける
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
あなた...君9つの団の団長達がみんな見てるけど何かした?
(なまえ)
あなた
いや、なんもしてないよ...多分...?
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
こんなに人がいるのにあなただけ見てるなんておかしいね
アマネの言う通りだ。
こんな人がいるのに俺だけのことを9つの団の団長達が見るはずがない、普通ならね
俺はとりあえずお辞儀をしといた
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
なんでお辞儀?
(なまえ)
あなた
何となく...?
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
ククッ...君は見ていて飽きないよ
(なまえ)
あなた
そりゃどーも
アマネと話していると団長たちの視線が外れていた
ウィリアム団長は魔導書グリモワールを掲げて、唱えた
ウィリアム・ヴァンジャンス
ウィリアム・ヴァンジャンス
魔樹降臨
すると上空から木の根が生えて来て、受験生それぞれに箒が配られる
(なまえ)
あなた
すご...
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
魔法帝最有力候補だからね
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
あの人が今1番魔法帝に近い人、それを越えられるかい?あなた
(なまえ)
あなた
あぁ絶対超える
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
クククッそうかい
ウィリアム・ヴァンジャンス
ウィリアム・ヴァンジャンス
ではこれより魔法騎士入団試験を始める!
ウィリアム・ヴァンジャンス
ウィリアム・ヴァンジャンス
諸君らには今からいくつかの試験を受けてもらう
ウィリアム・ヴァンジャンス
ウィリアム・ヴァンジャンス
その様子を我々9人の魔法騎士団長が審査し、後に9人それぞれ欲しい人材を採択させてもらう
ウィリアム・ヴァンジャンス
ウィリアム・ヴァンジャンス
にも選ばれなかった者は魔法騎士団に入団する資格無し…ということだ


























ウィリアム・ヴァンジャンス
ウィリアム・ヴァンジャンス
一次試験はその箒を使って飛んでもらう
ウィリアム・ヴァンジャンス
ウィリアム・ヴァンジャンス
魔力を操作できる魔道士なら感覚で出来る事だ
ウィリアム・ヴァンジャンス
ウィリアム・ヴァンジャンス
魔道士の最も基本的な移動方法だよ
ウィリアム・ヴァンジャンス
ウィリアム・ヴァンジャンス
箒飛行が出来ないようじゃ話にならないよ...!




































〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
オリキャラ紹介
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
名前:アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
身長:170.0cm
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
王族、エンゼルランプ家
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
四葉の魔導書グリモワール
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
魔法:陰影魔法いんえいまほう
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
影魔法と闇魔法が合わさったような感じ
最後に一言
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
あなたをダきツブすとか言った張本人デース
アマネ・エンゼルランプ
アマネ・エンゼルランプ
よろしくね

プリ小説オーディオドラマ