あなた宅
…気まずい。
すんごく気まずい。
グクを家の中に入れたのはいいものの…
話すことがない。
You「ぐ、ぐく?なんかお腹空いてる?」
グク「別に? あっでも…」
で、でも…?
グク「俺、あなたが食べたいかも。」
You「はぁっ?!」
グク「嘘だよっw」
馬鹿馬鹿馬鹿!!!!
You「何言ってんだよ…」
グク「怖い怖い」
もう!ほんとにグクは思わせぶりが激しい
グク「ね、あなた?お風呂借りてもいい?」
You「お、お風呂?いいよ」
グク「ありがとっ」
そう言ってグクはお風呂に入っていった。
あぁもう…今日もグクのせいで余裕がある無くなる。
You「グクは誰が好きなの?」
私はもうジミンの事などすっかり忘れていた。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!