そして翌日からいじめはエスカレートした
バケツのなかにシューズが入れられシューズには消えろなどと書かれたもの
机にはまるで亡くなったかのように百合の花
黒板を消してるとうしろから空き缶を投げられる
でも黒子は耐えた
耐え続けた
それは…仲間を傷つかせてほしくなかったら
そしてキセキの世代は無視をする
大事なマネージャーを傷つけたと騙されているから
騙されていないのは黒子本人だけ
気づいてても怖くて助けてくれる人はおらずただ見るだけ
そしてある日黒子の気持ちが爆発した
それは部活をしているとき男子たちが黒子のもとに集まりいじめをした
そうするとこの喧嘩に部活が終わったものはたくさん集まってきた
そうして皆はこそこそ話をした
黒子は最低だということを
ガヤガヤし始めた
皆が驚いた
でも一番驚いたのはキセキの世代たちだ
ずっと黒子とバスケをしていたがあんな言葉聞いたことがない
しかも、大声で
そして皆はシーンと静かになった
そうしてキセキの世代の前に向かった
そうしてナイフをふりさげた
すると…何かが切れた音がした
それでも黒子は倒れなかった
冷や汗をかいても立ち続けた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。