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第7話

第7話
こっちを睨みつけているその目には、完全に嫉妬の色が現れていた。



分かってる、さっき爽太先生に呼び出された私をよく思ってないんだと思う。(呼び出されたといっても、室長の仕事を任せられただけなのだけど。)



朝の飛びつくような挨拶を見ても分かるけど、茜ちゃんは先生のことが大好き。それも、少し怖いくらい。



明香里も、誰かから見られてるってことには気付いているみたい。



これ以上私といると、明香里まで一緒に嫌な気持ちにさせてしまう。



だから私は私の気持ちに蓋をする。



この恋心は誰にも言えない。言ったところで、相談したところで恋が叶うわけじゃない。



だから、よく勉強のできた生徒として先生の記憶に残り続けられたら、私はそれでいい。



そのためにも、まずはテスト勉強頑張らなきゃ。



私は気合を入れ直して、教科書の試験範囲のページを広げた。