第12話

人生で初めての呼び出し体験。
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2026/06/10 13:00 更新



あなた、今が人生で一番ピンチかもしれません。





モブ
ちょっと顔貸してくれる?
あなた
顔?…どうやって?
モブ
ちょ、この子本気?
モブ
アホすぎ…(笑)
モブ
〜〜っ、馬鹿にしてるの?!こっち来て!
あなた
えぇ!




初めて呼び出しというものをされている…これがドラマや漫画で見るやつ…?!




モブ
サンウォン先輩とどういう関係?
あなた
サンウォンくんは友達だよ?
モブ
じゃあ…あの…
あなた
え?
モブ
だからっ…隣の大学のイケメン君は?
あなた
いけめんくん…




隣の大学にイケメンがいるんだ…そういえばジョンウォンも隣だな。




あなた
私、隣の大学に知り合いはいないんだけど…
モブ
嘘よ!新歓の時迎えに来てもらってたじゃん!
あなた
あぁ!ジョンウォンのこと?
モブ
そう、その人!
あなた
ジョンウォンは幼馴染だよ!
モブ
幼馴染?!
モブ
じゃあ…恋人じゃない?
あなた
恋人じゃないよ!イケメン君ってジョンウォンのこと?
モブ
そうよ…今年の首席入学で文武両道のイケメンってすごく話題なのに知らないの?!
あなた
そ、そうなの?!



ジョンウォンそんなに有名なんだ…


でも、そしたらなんでこの間の新歓は早々に帰ってきてたんだろう?




モブ
じゃあ…今彼に好きな人がいるか知ってる?もしくは恋人!
あなた
そういう話はしないから…役に立てなくてごめんね。
モブ
じゃあ聞いてきてよ。
モブ
私は連絡先渡してよ!
あなた
え、え、




4人の女の子に同時に連絡先が書いてある紙を渡されて誰が誰のか…


少し困っているとサンウォンくんが丁度私のところに来てくれた。




サンウォン
サンウォン
あなた〜………って、何してんの?
モブ
こ、これは…
サンウォン
サンウォン
連絡先渡す勇気ないなら諦めれば?あなたに迷惑だよ。




サンウォンくんの言葉を最後まで聞かずに皆走って行ってしまった…




サンウォン
サンウォン
大丈夫?いじめられてたの?
あなた
ううん、ジョンウォンに連絡先渡してほしいんだって。でも…誰が誰のかさっぱりだなぁ、どうしよう。
サンウォン
サンウォン
…マジで渡すの?彼に?
あなた
?うん、頼まれちゃったから。
サンウォン
サンウォン
俺は…やめたほうがいいと思うよ。
あなた
どうして?
サンウォン
サンウォン
あ〜、ん〜…あなたのために?
あなた
…どういうこと?




もういいよ、早く学食行こうと背中を押されたためその場から離れることに。

どうして私が渡すとダメなのかよくわからないままそのままお昼ご飯を食べた。



ソヌ
ソヌ
あなた〜初授業どうだった?
あなた
なんとか…でも一気に進むんだね、ついていけるか心配だよぉ
ソヌ
ソヌ
まぁ短期はそうなんだよね。でもここは幸いなことに!頑張ったら編入もできるから管理栄養士の資格も受けられるよ。
あなた
わぁ!頑張る!
サンウォン
サンウォン
偉すぎ…こんなにやる気に満ちた子初めて見るんだけど。
ソヌ
ソヌ
まぁねぇ〜皆遊ぶのに忙しいからね。それに比べてあなたは…
あなた
ん〜!オムライスの卵ふわとろ♡
ソヌ
ソヌ
…食べ物が恋人だからねぇ
サンウォン
サンウォン
幸せそうだよね、見てるこっちも嬉しくなるくらい。
あなた
…?唐揚げ食べないの?
サンウォン
サンウォン
食べるよ…(笑)
ソヌ
ソヌ
人の狙わないの〜
あなた
ね、狙ってなんか…!
サンウォン
サンウォン
…朝のお礼、一個あげるよ。
あなた
いいの?!
ソヌ
ソヌ
わ〜…ここにもあなた甘やかし隊が増える予感…



サンウォンくんの唐揚げ美味しそうだなって思ってたからラッキーだったなぁ♪


ジョンウォンは今頃何食べてるんだろう?







ジェイ
ジェイ
たくさん食えよ、ジョンウォニ
ジョンウォン
ジョンウォン
…いりませんってば。


僕のトレーの上に山盛りにおかずをよこすジェイヒョンとそれを面白がって見ているジェイクヒョン。


2人とも僕に良くしてくれるのはとてもありがたいんだけど…休み時間はゆっくりさせてほしいんだけど…




ジェイク
ジェイク
や〜い、嫌われてやんの。
ジェイ
ジェイ
…唐揚げも〜らいっ
ジェイク
ジェイク
やー!パクジョンソン!
ジェイ
ジェイ
ほあえははうい お前が悪い
ジェイク
ジェイク
そして汚いっ!最悪!
ソンフン
ソンフン
またやってんのか?(笑)
ジョンウォン
ジョンウォン
あ、ソンフニヒョン!



ソンフニヒョンは僕が幼い頃にテコンドーの全国大会に出た時にたまたま会ったことがある。


僕はもうやっていないけど、ソンフニヒョンは世界選手の代表枠に名前があがるほど凄い人になっている。


この大学でも知らない人はいない、氷の王子様。


まさか同じ大学にいるなんて、思いもしなかった。




ジェイク
ジェイク
お疲れ〜朝練終わったの?
ソンフン
ソンフン
流石に終わってるよ、教授に捕まってた。
ジェイ
ジェイ
…お前また痩せたな?
ソンフン
ソンフン
そう?ちゃんと食べてるけど、
ジェイ
ジェイ
ちゃんと食べてるっていうのはな、こんな栄養ゼリーや栄養バーを食うやつのセリフじゃないんだわ。
ジェイク
ジェイク
…まだ、食べられない?
ソンフン
ソンフン
…最近は母さんの作り置き食べてるから平気だよ。
ジョンウォン
ジョンウォン
…選手は身体が大事なんですから、無理しないでくださいよ。
ソンフン
ソンフン
……ありがとう、でも本当に大丈夫。大会近いし、体形も維持しなきゃ。



フィギュアの選手は本当に大変なんだなって。

この時のソンフニヒョンの本当の異変に誰も気づけなかった。




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