ジョンウォンに食べさせてもらったおかげで今私はダッシュで大学まで向かえている…やっぱりジョンウォンがいると助かる!
「こら!パンを食べながら大学に来てるとは何事だ!」
校門をくぐった途端、誰かに怒られたと思ったら…ソヌオッパだった。
ソヌオッパは私たちと地元が同じで1つ上の優しくて大好きなオッパだ。
ま、いいや。行こ〜!とソヌオッパに腕を引かれて入学式の会場まで案内してもらえた。
さっき言っていた言葉はよくわかんなかったけど…式で色んな人の話を聞いていたら帰る頃にはとっくに忘れていた。
そうだといいな…
私とソヌオッパが入った学科は栄養学科、ソヌオッパは将来自分のお店を持つという夢のために。
私は…得意な料理を活かせたらいいなと思って。
ソヌオッパがパン屑をティッシュで落としてくれた…懐かしい。地元で遊んでた時もよくこうやって面倒見てくれたなぁ。
そんなこと言われましても…それは一体何でしょうか。
その頃のジョンウォンとソヌのやり取り。
こんなに余裕こいていた自分をぶん殴りたくなる日がこのあと来るなんて…思いもしてなかった。
ねぇあなた、僕はこの先もずっと…あなたにとってはただの幼馴染という存在でしかないの?
僕は…違うよ、ずっと前から違う。
もう、幼馴染じゃなくてもっと特別な名前をつけたい。














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。