第13話

不在着信…10件…?!
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2026/07/08 16:00 更新



お昼ご飯をたくさん食べたから午後の授業は眠気に何回も襲われたけど…無事に終わった安心感から机に脱力していた。



あなた
ぷはぁ~
サンウォン
サンウォン
お疲れ〜生きてる?
あなた
なんとか…お昼食べ過ぎてすごく眠かったよ〜
サンウォン
サンウォン
人関係で疲れたわけじゃないんだね?
あなた
人?
サンウォン
サンウォン
ううん、なんでもない…それより外が騒がしいけど、お迎えきてるんじゃないの?
あなた
え?迎え?



確かに私が今いる棟からは校門が近いからよく声が聞こえる。

窓から覗いても何の騒ぎかまではわからない。


…が、スマホを見てすぐにわかった。




あなた
ひぃ!
サンウォン
サンウォン
何?
あなた
ふ、ふ、ふ…
あなた
不在着信…10件…!
サンウォン
サンウォン
…早く行かないとヤバいんじゃない?
あなた
サンウォンくん、私を守って!
サンウォン
サンウォン
無理でしょ…教授に捕まってたことにすれば?
あなた
その手があったか!行ってきます!
あなた
また明日〜!
サンウォン
サンウォン
はーい…元気だなぁ(笑)




サンウォンくんに慌てて挨拶をして、急いで正門に行くと涼しい顔をして待つ子猫が。

長年一緒にいる私にはわかる…とてつもなく怒っているということが。



あなた
ふぅ…ぉ、おまたせしましたぁ〜
ジョンウォン
ジョンウォン
遅い、なんで電話に出なかったの?
あなた
教授に、捕まって、て…あはは、
ジョンウォン
ジョンウォン
講義室で寝てたって聞いたけど、
あなた
なんでそれを…?!
ジョンウォン
ジョンウォン
…カマかけただけなんだけど。
あなた
うぇ?!
ジョンウォン
ジョンウォン
早くして、買い出し行くって言うから来てあげたんだけど。
あなた
いいの?!じゃあお米も買っていい?
ジョンウォン
ジョンウォン
わかったから、早くして。



思ったよりもジョンウォン怒ってなくて良かった!


そう思うのと同時に周りからすごい注目されていることに気がついた。



あなた
みんなジョンウォンのこと見てるね
ジョンウォン
ジョンウォン
珍しいからじゃないの?
モブ
あの…隣の大学の新入生ですよね?
ジョンウォン
ジョンウォン
はい、何か?
モブ
お隣の方は…
ジョンウォン
ジョンウォン
………




黙って私を見つめてくるジョンウォンに何故か冷や汗が止まらない私…なんでそんなに見てくるの?!


幼馴染って言えば済む話なんじゃないの…?!



ジョンウォン
ジョンウォン
妹みたいな…
あなた
……?
ジョンウォン
ジョンウォン
彼女候補、みたいな存在です。
あなた
…へ?



突然笑ったかと思えば私の手をとって指を絡めてきて、周りに見せつけるようにそう言ってたジョンウォンに頭の理解が追いつかない。


彼女って…なんですか?



モブ
つ、付き合っている方ということ?!
ジョンウォン
ジョンウォン
想像にお任せします、それでは用事があるので。……行くよ
あなた
ぁ…?ん…?



手を繋いだまま歩き出すジョンウォンに幼い頃よく公園に行くまでの道手を繋いでいたことを思い出す。


いつの間にか背も抜かされて、でも私よりも大きくて、身体もしっかりしていて…ずっとジョンウォンの隣りにいて見てきたはずなのに…まるで知らない人のようだった。



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