お昼ご飯をたくさん食べたから午後の授業は眠気に何回も襲われたけど…無事に終わった安心感から机に脱力していた。
確かに私が今いる棟からは校門が近いからよく声が聞こえる。
窓から覗いても何の騒ぎかまではわからない。
…が、スマホを見てすぐにわかった。
サンウォンくんに慌てて挨拶をして、急いで正門に行くと涼しい顔をして待つ子猫が。
長年一緒にいる私にはわかる…とてつもなく怒っているということが。
思ったよりもジョンウォン怒ってなくて良かった!
そう思うのと同時に周りからすごい注目されていることに気がついた。
黙って私を見つめてくるジョンウォンに何故か冷や汗が止まらない私…なんでそんなに見てくるの?!
幼馴染って言えば済む話なんじゃないの…?!
突然笑ったかと思えば私の手をとって指を絡めてきて、周りに見せつけるようにそう言ってたジョンウォンに頭の理解が追いつかない。
彼女って…なんですか?
手を繋いだまま歩き出すジョンウォンに幼い頃よく公園に行くまでの道手を繋いでいたことを思い出す。
いつの間にか背も抜かされて、でも私よりも大きくて、身体もしっかりしていて…ずっとジョンウォンの隣りにいて見てきたはずなのに…まるで知らない人のようだった。














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!