長いお説教がようやく終わり、お風呂に行く許可も出た…今日は疲れたから早く寝よう。
なんか…あんまり話したくなさそうだったな、何かあったのかな。
まぁ誰でもそういう事あるよね!疲れた体を癒すべく早く寝ようとさっとお風呂に入って髪も多分…ちゃんと乾かしたと思う。
そこからの記憶は…とても曖昧だけど、確かに自分の部屋に戻った…はずだったのに。
朝起きるとなぜかジョンウォンのベッドで寝ていた。
そして不機嫌そうな猫も。
こういう時に料理がある程度できる方で良かったと心底思う…食べたいものなんていくらでも作るよ!!
か、勝てない…
下僕あなた、今日もジョンウォンのために働きます。
なんか布団がもぞもぞするなと違和感を感じて起きるとなぜか目の前にあなたがいる。
揺さぶっても起きる様子のないあなたに呆れる。
普通の幼馴染だとしてもこの距離で寝るのって…
ずっとあなたに他の男を近づけなかったデメリットとして男への危機感のなさを最近よく感じる、特に僕への。
幸せそうな顔して寝て、僕が眠れなくなってることにも気づかずに。
でも…可愛いと思って許す僕も大概あなたに甘い。
寝てるのをいいことにあなたの額にキスして眠りにつけないけど形だけでも寝ようと目を瞑ると横から腕が回ってきた。
抱きつかれてダイレクトに伝わる体温、身体が密着してるし…一緒に寝ると抱きついてくるくせも相変わらず。
でも今の僕には拷問に近い。
呑気に寝てるあなたが僕の隣で少しでも安心できるならいいのか…いや、いいのか?















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。