第5話

初日から遅刻はまずいよ〜!
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2026/05/15 09:00 更新




目の前に美味しそうなプリンのパフェ…幸せ。


私の前に座っている誰かが私の前にプリンを食べさせようとスプーンを向けてくれてる。

誰かわからないけどありがたく頂こう…




あなた
ん〜ぅ…もぅ…たべれにゃい……
ジョンウォン
ジョンウォン
きろ……起きろ馬鹿、遅刻する!
あなた
ひぇ!
ジョンウォン
ジョンウォン
起きた?
あなた
な、なんでここに?!
ジョンウォン
ジョンウォン
……そのまま寝坊して遅刻して行けばいい💢




すごく冷めた目をしたジョンウォンが私の上にいる。


そ、それよりも遅刻って…今何時?!




あなた
スーツ着てる…?!
ジョンウォン
ジョンウォン
当たり前、僕も入学式なんだから
あなた
わ〜ん!頭ボサボサだよ〜!
ジョンウォン
ジョンウォン
ちゃんと乾かさないで寝るからだよ、早く支度しなよ。簡易的でいいなら朝ご飯作るけど
あなた
食べたい!
ジョンウォン
ジョンウォン
はぁ…僕の方が距離近いから余裕あるけど、食べる時間あるわけ?
あなた
食パンかじりながら行く!
ジョンウォン
ジョンウォン
かじるって…




ジョンウォンが何か言ってるけど、そんなことよりも時間が本当にヤバい!



ジョンウォン
ジョンウォン
自転車で事故らないでよ。
あなた
うん、行ってきます!
ジョンウォン
ジョンウォン
待って



時間ないのになんで引き止めるの!って文句言おうと振り返った瞬間、目の前が真っ暗になる。


ふわっと香る柔軟剤の香り…え、私今ジョンウォンに抱きしめられてる…?!




あなた
な、え……へ?!
ジョンウォン
ジョンウォン
……取れた。
あなた
トレタ…?
ジョンウォン
ジョンウォン
クリーニングのタグ、初日から恥かかなくてよかったね。
あなた
くぁwせdrftgyふじこlp?!?!
ジョンウォン
ジョンウォン
……ふは、アホ面



そのままジョンウォンに口にパンを突っ込まれ、体の向きを回転させられて家から追い出された。


アホ面って…失礼な!



あなた
って…遅刻するっっっ!



朝、起こしに行こうとあなたの部屋の前まで来てはや数分。

いつからあなたの部屋に入るのをためらうようになったのか、もう覚えてないくらい昔だな。



ジョンウォン
ジョンウォン
ふぅ…そろそろ起こさないと。



覚悟を決めて入ったけど…相変わらずの寝相というか…



ジョンウォン
ジョンウォン
…布団全部落ちてる。




布団を足元に戻しても起きる気配はない。ここまで来るとあることを試したくなった。

どこまで近づけば…あなたは起きるのだろうか、と。


あなたの上に跨りどんどん顔を近づけるけど…マジで起きない。



ジョンウォン
ジョンウォン
……やめた、このままじゃ一生起きない。起きろ、起きろ馬鹿、遅刻する!!
(なまえ)
あなた
ひぇ!!
(なまえ)
あなた
な、なんでここに?!
ジョンウォン
ジョンウォン
……そのまま寝坊して遅刻して行けばいい💢



つい思ってもないことを言ってしまうのは本気半分、嘘半分ってところ。

めちゃくちゃ怒ってる風に言ったけど、実際はそんなに怒ってない。


朝に弱いのも、寝坊してもしっかり朝ご飯だけは食べるところとか…ずっとそばで見てきたから。


スーツ着てることにはただ驚くだけ、どれだけ意識されてないのかはこの関係性を見れば一目瞭然。


ずっと見てきたからこそあなたのことなら家族と同じくらいわかる。

でも、今朝は少し意外だった。クリーニングのタグを取るために近づいて取った時、あなたが少し顔を赤くしたのには驚いた。


今まで全然男として見られてなかったのに…突然の反応に僕自身も動揺してしまいそうになった。


少しからかってから動揺を悟られないように口にパンを押し込んで身体の向きを無理矢理変えて部屋から追い出した。





ジョンウォン
ジョンウォン
……様子、変だったな。




僕が近づくだけで顔を赤くすることなんてなかったのに。


そろそろ僕も出ようと支度しているとある人から電話が。





ジョンウォン
ジョンウォン
……もしもし?




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