目の前に美味しそうなプリンのパフェ…幸せ。
私の前に座っている誰かが私の前にプリンを食べさせようとスプーンを向けてくれてる。
誰かわからないけどありがたく頂こう…
すごく冷めた目をしたジョンウォンが私の上にいる。
そ、それよりも遅刻って…今何時?!
ジョンウォンが何か言ってるけど、そんなことよりも時間が本当にヤバい!
時間ないのになんで引き止めるの!って文句言おうと振り返った瞬間、目の前が真っ暗になる。
ふわっと香る柔軟剤の香り…え、私今ジョンウォンに抱きしめられてる…?!
そのままジョンウォンに口にパンを突っ込まれ、体の向きを回転させられて家から追い出された。
アホ面って…失礼な!
朝、起こしに行こうとあなたの部屋の前まで来てはや数分。
いつからあなたの部屋に入るのをためらうようになったのか、もう覚えてないくらい昔だな。
覚悟を決めて入ったけど…相変わらずの寝相というか…
布団を足元に戻しても起きる気配はない。ここまで来るとあることを試したくなった。
どこまで近づけば…あなたは起きるのだろうか、と。
あなたの上に跨りどんどん顔を近づけるけど…マジで起きない。
つい思ってもないことを言ってしまうのは本気半分、嘘半分ってところ。
めちゃくちゃ怒ってる風に言ったけど、実際はそんなに怒ってない。
朝に弱いのも、寝坊してもしっかり朝ご飯だけは食べるところとか…ずっとそばで見てきたから。
スーツ着てることにはただ驚くだけ、どれだけ意識されてないのかはこの関係性を見れば一目瞭然。
ずっと見てきたからこそあなたのことなら家族と同じくらいわかる。
でも、今朝は少し意外だった。クリーニングのタグを取るために近づいて取った時、あなたが少し顔を赤くしたのには驚いた。
今まで全然男として見られてなかったのに…突然の反応に僕自身も動揺してしまいそうになった。
少しからかってから動揺を悟られないように口にパンを押し込んで身体の向きを無理矢理変えて部屋から追い出した。
僕が近づくだけで顔を赤くすることなんてなかったのに。
そろそろ僕も出ようと支度しているとある人から電話が。















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!