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第2話

マサシル 曲小説 r18
4,884
2018/12/25 11:32
nmmn  ←が分からない方のご閲覧は遠慮しております。

曲の作者様、登場人物ご本人様とはなんの関係もございません。

ある曲の個人解釈の小説です。

⚠警告⚠
マサシル モブシル 死ネタ がっつりr18

ご注意ください。

警告は致しました。アンチなどは受け付けません。


付き合ってる設定です


~silk~


マサイは今、植物状態だ。
俺があの時 名前を呼ばなければ...


マーサイッ、はよ行くぞ~!

おいシルク!!!!!!まて!!!!!

え?

キキィィィ ゴッ。
ブレーキの音、鈍い音がした。
目の前には紅に染まる愛しいマサイの姿。

まさ、い、...? え、?
俺には一瞬理解できなかった。





あの後マサイはすぐ病院に運ばれた。
俺はきちんと理解できていなかったがのちに俺のせいだ...と気づいた。


医者からは事故の衝撃で植物状態となっています。 との一言。
「治療費は億単位の世界です。後払いも出来ますが...」
「お願いします。 後払いになりますが大切な人を助けたいんです。」
でも、まだ24。 そこまでの貯金はなかった。

俺はYouTubeを休止した。
メンバーにはマサイと俺は海外に行ってくると言っておいた。



どうしよう。そんなことを考えながら家路を急いだ。
そんな時、ある男が声をかけてきた。
「お兄さん、いい仕事あるけど、」
明らかに怪しそうだ。 でも俺はその仕事を引き受けた。
そいつはダリーナと言うらしい。マサイにそっくりだ。
なんで金に困ったことを知っているのか俺もいまいちわかっていない。



俺は夜の街で働き始めた。
それも職種は2種類。

殺しと身体を売った。


挿した関係を続け甘美な果実と醜態を飲み干した。客を喜ばせるため。
恋人ごっこの夜に吐息鳴かせ、哀しいぐらいに感じたふり。その街には雨が降っていたな...


「ごめんね...。」
グサッ。

すっからかんの真暗ゴミ置き場で死体遺棄のスポットに困った。


これでいいのかな。
声泣き君に問た愛の記録を。


こんな生活を続けた。



男と寝た後はいつもこう思う。
どうせ存在が必要なくなるな。存在すら消えるのだろう。そう思うと身体を売ってる俺でも考え込む。

ダリーナ。ねぇ、俺、これでいいのかな。


あっちもこっちもどちら様をこんなことを繰り返してはいない。俺だけだ。

「見つけたよ...シルクくん。」(ニヤ)
寒気がした。あ、だめだ、俺、犯される。

ホテルの一室。
「ねぇ、気持ちいでしょ?」
慣らしてもないのに指を入れてきた。
「ヴッ...やめろっ...営業時間外だぞ ...」
「気持ちいいって言えよ」
バシィッ...
「ウグッ... 」 殴んのかよ。それは反則だろ。
「どうなの?これ以上痛くして欲しくないでしょ?ねぇ?」
いい所を触った。
「っあ♡そこ、...」
「そうそう...それが一番シルクくんに似合ってるよォ」
「んっあっっ//それ、らめぇ」
「もうそろそろいいかなぁ~」
いきなり入れてきた。
「んあぁぁっっっっっ♡ ...ハァハァ」
「えっ、もうイっちゃったの?まだまだこれからだよ」
「あっっ、らめ、もうイったからぁぁ♡ またイッちゃうよォ!」
「んっ」 激しいぶつかり合いの音と水音。
「シルクっくん、僕もうだめ...イッく」
「あんっあっ、なかは、らめぇぇぇっ///」



ねぇ、俺が感じてるように見えた...?
なら良かった。別に好きでもないやつと合体したって気持ちよくないだけ。
あっ、金だけ取ってさっさとホテル出よ。

なんで先生は上手な隠れ方は教えてくれないんだろう。
やだな、俺、無口なピエロだ。喘いでるだけでマサイと喋らなくなってから営業以外で喋ることすらなくなった。


ねぇ、世界はこうですか?


マサイ...?マサイなの!!??

違う、ダリーナだった。
「シルク」
「えっ、はい。」
「君のこと、今日の夜買うから。付いてきて。」
「えっ、でも...」
腕を引っ張られ俺らは夜の街に消えた。

「んっぁあっっ もぉ、イかせて...」
「まだだーめ。」
激しいピストン。
「あっぁぁっんっっぁぁ」
「イきたい?」
「うん。」
ここまでは理性があってお芝居だった。
「じゃあ...」

素早く手足を拘束され、アイツは綿棒を持ってきた。
「経験豊富なシルクならわかるよね?」
そう。俺は尿道責めが1番感じてしまう。
「そ、それだけはやめて...」
「なんで?べつにいいじゃん。」
ダリーナは顔も性格も声もマサイにそっくりだ。マサイとヤってるって思えばいいんだ。
「...ん。わかった。」

「んっぁぁぁぁぁっ それ、ほんとらめぇぇっ いだァいよぉ...」
「頑張れ」
そのまま穴に突っ込んできた。
「あっっんぁぁぁぁ いっくぅぅぁぁっ...」
「え、空イキしたの? かわいっ。」
また激しく突いてきた
「もうやめてぇぇっっ まらぁイってるよぉぉ♡」
「あっっっ、イっくゥゥゥ///」
ピタッ
「んぇ?」
「俺のこと考えてないでしょ?俺のことだけ考えてイけ。」
「考えてるよぉ」
「うそつけ。マサイのこと考えてたんだろ?なぁ、ホントのこと言わなかったらまた尿道責めだけだからな。」
「ごめんなさい...」 ポロポロ...

俺はダリーナにあったこと全部話した。
なんでだろう、あれから何も信じなかった俺がダリーナには全部話せた。
好き の2文字が頭に浮かんだ。
なわけない。
俺はマサイが好き...?
そっか。好きじゃなかったらこんなことしないもんな。 好きなんだ。
心の隙間をそいつで埋めた。

まわり回る世界で一瞬だけ差し出された愛に触れたかっただけ。

みんなが指さして笑ってる。
君のいない世界は生きやすいとか馬鹿な勘違いだった。
ごめんね。俺は❛そいつ❜を見て、ふわりと笑ってホテルを出た。




ちゃっかり買ったナイフで自傷行為の見せ合い。殺し仲間と洒落た廃墟でよ。




また体を売った。
その度に俺はマサイが好きなのか。
欲を満たすためだけに体を売っているのではないのか。と悩んでいた。


ある日俺はいきなり逮捕された。殺し仲間が情報を売ったのか、体を売った野郎どもがバラしたのか。
やっぱサツにバレるよな。
死刑になった。 俺自身はどうでもよかった。マサイに会って喋りたかった。

その日夢を見た。最後にもう二度とまわり回る世界で触れることの無いその首筋に手を当て囁いた。

「大好きだかんな」



あの時の後悔が蘇る。
俺が好きなのはマサイだけだ。
そう決めてだいに乗って首を吊った。

白い壁が崩れてく。俺を閉じこめた汚い世界。誰かが後ろから走ってきた。音がしたんだ声がしたんだ それはダリーナの声だ。

「僕が最後だ。君に教えよう。そろそろ時間切れだからさ。」



そこで壁はなくなった。


















































































怖い夢だった。
隣にはマサイが寝ていた。
「抱きしめて私のナイト。」((ボソッ…
「ん、?、シルク...?」
「まぁ、マサイなの?」
「え!マサイだよ!お前の彼氏だよ!!!!なんで泣いてるの!?!」
「怖い夢見た。」
「大丈夫、俺がいるからな。」










































これも夢だった。





















































































































なんてね。




作者より

メアの教育/コウ
というボカロ曲の歌詞を使い小説を書いてみました!!
途中に吉原ラメント/亜沙
というボカロ曲の歌詞も入れてみました。
どうでしたか?
ミステリー小説をイメージしましたがガッツリr18のnmmnですね笑

最後までご閲覧ありがとうございました。

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