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第1話

ある悲しい少女の物語
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2020/05/16 14:04
あるところに少年と少女がいまいた

二人は同じ孤児院で育ったとても仲のよい二人です

二人は国の軍隊育成所に通っていました

とても強くその日育成所で二人は2TOPとして名高い成績の持ち主でした

ある日その噂は国王にまで届き国王じきじきに軍隊に入る要請がされました

二人は少し考え
少年&少女「ふたり一緒なら」

と答えました

それから彼らが最強と言われるまでにはそう時間はかかりませんでした

彼らは最強過ぎた故敵からも味方からも恐れられるようになりました

ある時、少年は少女に
「すぐ戻ってくるから待っててね」
と言い残しでかけていきました

少女は少年の帰りをずっと待ちました

でも少年は帰っては来ませんでした

おかしいと思った少女は国王に聞きました

すると国王は言いました

国王「森の調査に行ったときに運悪く敵に遭遇してしまい、死んでしまった。」

そう国王は言いました

目の前が真っ暗になり何も考えられなくなった少女は部屋にこもりました

一ヶ月が過ぎた頃やっと少しずつ任務にも復帰するようになりました

あれから五年です。

少女は彼の命日には必ずお墓に来るようにしていました。


でも今年は今までとは違い先客がいました。

なんとなく少女はその先客たちから隠れました。

先客たちは何かを話しているようで、少女は聞き耳をたて静かに聞きました。


モブ1「こんな所にあるわけねぇじゃねぇか。」

モブ2「仕方ないだろ。命令なんだから。」

モブ1「まぁそうか」

モブ2「それより知ってるか?5年前から計画してるあのやつ。もう研究終わってあと少しだってよ。」

モブ1「マジかよ。あのモルモットは今も何も知らないで呑気に過ごしてるんだろうな。」

モブ2「普通気づくよな。俺だったら思うね、王国側が1枚かんでるって。」

モブ1「バーカ、それがわからない奴だったから残されたんだよ。」

モブ2「まぁそうだな。アイツは勘づいて探ってきてたからな。処刑されるのもしょうがねぇよ。」

モブ1「まぁ、恨むなら馬鹿なアイツと己の鋭さを呪えw」

モブ2「たくっ。ざまあみろ。www」

その後は正直覚えていない。

少女が意識を取り戻したときは薄暗い独房の中だった。

かすかに覚えていることといえば、生暖かく真っ赤に染まった手と、動かなくなった2つの死体があったことだけほんのりと覚えている。
国に帰ってから少女は裁判を受けました

罪状はもちろん傭兵二人を殺した罪

結果は死刑

だが判決をくだされてから間もなく檻の中にいた少女はいなくなり代わりに

『絶対に殺してやる』

という紙だけが残されていました

その日を堺に国の上層部は何者かによってどんどん減っていきました

一ヶ月後には王以外はみんな死にました

少女「やっと会えたね」

王「や、やめてくれ。頼む。あの時のことは悪いと思っている。だから、お願いだから」

少女は不敵な笑みを浮かべただ一言「じゃあね」と言いました

少女「これでやっと………。やっと君に会いに行けるね。ロボロ。」

グシャ





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初投稿だったのですがどうだったでしょうか。
吹き出しなどがなく大変読みにくかったと思いますがよれでも読んでくれてありがとう

設定などはまた追々行います
今後も読んでくださるととても嬉しいです

では今回はここで

バイバイ(^^)/

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