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第11話

No. 11
21
2018/07/14 11:54
一方その頃…。
































「隼人!敵がそっちに向かってるぞ!」
隼斗  ハヤト
隼斗 ハヤト
了解。
今日はサバゲー友達とゲーム中。

予定さえあえばみんなで集まり、こうやってサバゲーをしている。



パシュンッ



所々で引き金を引く音がなる。




「流石隼人!なんか最近また腕上がってない?」

ゲームが終わり、友達が俺に肩を回して言った。
隼斗  ハヤト
隼斗 ハヤト
……気のせいだよ。


俺は銃の点検をしながら冷めついた表情で俺は答えた。


「ひぇ〜w 相変わらず冷めてんな〜」

友達は面白おかしそうにそう言って他の友達の所へと駆け寄っていった。



確かに腕はあがった、去年よりもはるかに。

それもこれもあのイカれたゲームのおかげかと思うと思わず笑ってしまいそうになる。

こっちの方が断然安心感があって気持ちよく出来る。

だけど俺が求めているのはこんなぬるい所で無双することじゃない。

緊迫した空気の中、命と命をかけたデスゲームをすること。

楽しい。この一言に限るよ。




久しぶりに「hunter . 」 やりたいな〜とかほそぼそと思っていたらある男に話しかけられた。










朝飛  アサヒ
朝飛 アサヒ
ねぇ、お兄さん。
1戦だけでいいからさ、俺と戦わない?










そこに立っていたのは、俺よりも少し小柄な少年で、俺を見下ろし嘲笑っているかのような顔で話しかけてきた。




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