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第6話

ともだち
~陽乃~





次は、移動教室。

理科室に行かなきゃいけない。

居眠りをしていた私は、ひろなに起こされた。
阿部 ひろな
阿部 ひろな
ひのーっ!起きてー。次移動教室だよー!
倉田 陽乃
倉田 陽乃
んんー
阿部 ひろな
阿部 ひろな
ほーらー、起きてー
倉田 陽乃
倉田 陽乃
ねむーい
私は、重たい瞼をゆっくり開けながら

目を覚ました。すると、ニナはもう移動する準

備ができていた。だから、私は急いで教科書と

ノートを持ってニナと教室を後にした。



倉田 陽乃
倉田 陽乃
あぁ!
阿部 ひろな
阿部 ひろな
どうしたの?
倉田 陽乃
倉田 陽乃
筆箱忘れちゃった
阿部 ひろな
阿部 ひろな
嘘でしょ?急いで取ってきな!
倉田 陽乃
倉田 陽乃
うん。先行っといて
阿部 ひろな
阿部 ひろな
分かった。
私は、ニナと別れて教室に小走りで向かった。

ドアを開けると人が出てきてぶつかってしまっ

た。
倉田 陽乃
倉田 陽乃
ご、ごめんなさい!
坂口 健太郎
坂口 健太郎
大丈夫だよ。
倉田 陽乃
倉田 陽乃
えっ、
その声を聞いた瞬間、私はびっくりした。

なんで、坂口くんがいるの?

もしかして、サボり?!

けど、坂口くんに限ってそんなことは無いよ

ね。すると、
坂口 健太郎
坂口 健太郎
倉田さんだよね?
倉田 陽乃
倉田 陽乃
あ、はい。
坂口 健太郎
坂口 健太郎
下の名前は?
倉田 陽乃
倉田 陽乃
え、なんで…
坂口 健太郎
坂口 健太郎
名前は?
倉田 陽乃
倉田 陽乃
……ひ、ひのです。
坂口 健太郎
坂口 健太郎
いい名前だね。
倉田 陽乃
倉田 陽乃
あ、ありがと。
私は、坂口くんに名前を聞かれて、ぎこちなく

返した。だって、

いつも 手紙入れてるのにその話題にはならない

し、普通 迷惑とか言うはずなのに言ってこない

し、何を考えているのだろう。
坂口 健太郎
坂口 健太郎
ね、倉田さんはサボり?
倉田 陽乃
倉田 陽乃
あ、いやっ、、、その。忘れ物取りに来てて…
坂口 健太郎
坂口 健太郎
チャイムなっちゃったよ?
倉田 陽乃
倉田 陽乃
うん…
坂口 健太郎
坂口 健太郎
これから何するの?
倉田 陽乃
倉田 陽乃
どうしよーかなーって、
坂口 健太郎
坂口 健太郎
屋上行かない?
倉田 陽乃
倉田 陽乃
あ、うん。
私は、ドンドン坂口くんのペースに飲まれてい

く。そして、結局は屋上に来た。
坂口 健太郎
坂口 健太郎
あのさ
倉田 陽乃
倉田 陽乃
………     
坂口 健太郎
坂口 健太郎
なんで、ずっと書き続けれるの?
倉田 陽乃
倉田 陽乃
えっ、それは
坂口 健太郎
坂口 健太郎
どうして?
倉田 陽乃
倉田 陽乃
その、わ、私!
中学のときに好きな人にすきって伝えれなくて、それがとても苦しくて
倉田 陽乃
倉田 陽乃
だから、次好きになった人にはちゃんと
届くまで伝えようって決めてたから。
坂口 健太郎
坂口 健太郎
そっか。
坂口 健太郎
坂口 健太郎
俺さ、1回あの手紙捨てたんだ。
え、嘘でしょ?

ヤバい泣きそう。だけど、ダメだ。

強くならないと。
坂口 健太郎
坂口 健太郎
けどさ、何回も諦めずに毎朝 靴箱に入ってるんだ。だからさ、中身読んでみた。
そうだったんだ。けど、

読んでくれただけで嬉しい。
倉田 陽乃
倉田 陽乃
うん。
坂口 健太郎
坂口 健太郎
今まで俺に告白してくる人って、
坂口 健太郎
坂口 健太郎
付き合って欲しいとか、
特別になりたいとかって、言ってくる人がほとんどで…
坂口 健太郎
坂口 健太郎
けど、倉田さんは違くて 気持ちを伝えるだけで十分だって言ってて。そんな人初めてで
坂口 健太郎
坂口 健太郎
正直びっくりしたんだ。
倉田 陽乃
倉田 陽乃
そうだったんだね。
坂口 健太郎
坂口 健太郎
うん。俺さ、今好きな人とかいなくてさ。
気持ちには応えられないけど、こんな俺を好きになってくれてありがと。
倉田 陽乃
倉田 陽乃
そっか。
倉田 陽乃
倉田 陽乃
でもさ、坂口くん意地悪だよ。
私が振られたのに悲しそうな顔しないでよ。
倉田 陽乃
倉田 陽乃
余計に好きになっちゃうじゃん。ボソッ
坂口 健太郎
坂口 健太郎
ごめんな
倉田 陽乃
倉田 陽乃
ううん、全然いいよ。そうだ!
私は、いいことを思いついた。

楽しい事というか、なんていうか、
倉田 陽乃
倉田 陽乃
友達になろっ!
私は、最高の笑顔を向けた。
坂口 健太郎
坂口 健太郎
うん。よろしく。
倉田 陽乃
倉田 陽乃
こちらこそ。
よかった。断られるかと思った。

まぁ、進歩してるよね。

まだ、坂口くんのこと好きでいてもいいんだよ

ね?