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第4話

イヤな思い出
私が冬を嫌いな理由______。







中学2年生の時のこと。

好きな人がいた。その人は、モテるわけでもな

く、至って普通だった。

そんな彼を他に好きな子もいて__。

クラスの女子A子がいた。A子は、私の好きな人

と同じ人を好きだった。それが気に食わなかっ

たのか、A子は私が彼のことを好きという噂を

流した。私は、みんなの注目の的となり冷やか

されたりもした。そんなある日。






好きな人本人から呼び出された。

彼の口から出た言葉は今でも鮮明に覚えている
好きな人
あのさ、倉田さんってホントに俺のこと好きなの?ただの噂だよね?
倉田 陽乃
倉田 陽乃
えっ、う、うん。
好きな人
俺さ、好きな人いるんだ。だから、勘違いされたくなくて。確かめたかったんだ。
倉田 陽乃
倉田 陽乃
そっか。何か、ごめんね巻き込んじゃって
好きな人
うん。
私が彼と会話したのはこれが最初で最後だった
倉田 陽乃
倉田 陽乃
っ。うわぁーーーーーーーーんヒック、なんでっ、グズ言えっ、なかっ、た。
私は、一人で泣いた。

初めて出来た好きな人だった。

しかも、こんな形で失恋するなんて思ってもい

なかった。



『好き』の2文字も言えなかった。

想いを伝えれないで終わった恋。

私は、ひたすら泣いて、泣いて、泣いた。

想いを伝えれないのが、こんなにも

苦しくて、辛くて、悲しいなんて、

知らなかった。
中学校の卒業式の日。

放課後いろんな人が好きな人に想いを告げて

恋人になる。私は、そんなことなく、中学校

を終えた。



だから、私は決めた。

次に、好きになった人にはちゃんと

素直に気持ちを伝えるって。

付き合いたいとか、そんなこと望まなくても

想いが伝わってくれることだけを信じて____。