プリ小説

第3話

「どうする⁉」
動物好きの高校生、あなたは、道端に怪しく置いてある段ボールに、動物が入っているかもしれないと駆け寄っていった。
公実
公実
どうなっても知らないからね⁈
ゴソゴソ……と段ボール話漁っていると、なにやら生物らしき影が見えてきた。
あなた

あ、なんかいた!

公実
公実
ホントにぃ⁉
あなた

ほら!
めちゃ可愛い!

可愛らしい犬と猫が、あなたに抱きかかえられていた。
公実
公実
うわぁ、本当にいたのね……。
しかも二匹も……。
あなた

うん、これはもう運命だよね!

公実
公実
で、どーするのよその子たち。
うちの寮、動物禁止じゃなかった?
あなた

そうだったぁ、どうしよっか

あなた

やっぱり、戻した方が良いかなぁ……

公実
公実
珍しい、あなたが動物のことで妥協するなんて
あなた

うん、周りに迷惑になっちゃうかもだしね……しょうがないよ

あなた

じゃあね、いいご主人見つけるんだよ

公実
公実
……。
……
…………
………………
公実
公実
あなた、後ろ
あなた

ふぇぇ⁈

あなたが振り返ると、背後から先ほどの犬と猫がついて来ていた。
あなた

引き取りたいのはやまやまだけど……

公実
公実
なにせ寮長があれだからね……
あなた

でも、かといって今さら戻すのも可哀想だし……

あなた

お願い、公実! この子達が部屋に入れるように寮の人たちの目を引きつけてほしいの!

公実
公実
えぇ、私おとり⁉︎ しかもツネさん怖いし……
あなた

じゃあ、この子たちがどうなってもいいの⁉︎

公実
公実
それは……あぁー、もういいよ! 引き受けるよ!
あなた

ホント…⁉

こうして、あなたは二匹を抱きかかえて公実と共に寮へと向かった。
……
…………
………………
あなた

(公実、ごめん!)

あなた

まさか、廊下を往復ダッシュするなんて……!

公実はすばしっこく走り回り、寮長はもとろん、女子寮に住む人々の目を盗んだ。
その隙に、あなたは無事に自分の部屋までやってこれたのだ。
あなた

まぁ、引き取っちゃったし、しっかり育てるとしても……、これからどうしよ……⁉︎

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北原とんぼ
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