第12話

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2020/05/12 13:13
まずは手や腕の曲げ伸ばしをしていき、徐々にたってみたり、歩いてみたりするって言うだけど






















アユ「んっっ!ムリ…!」

リハ先生「大丈夫ですよ!焦らなくても大丈夫!」



って言われるけど、早く歩けるようになって退院したい。




















だって、早く壱馬くんの横歩きながらデートとかしたいじゃん…













それに、これ以上心配させたくないの。



だから、頑張る!




















2日後には、歩けるまでになった。

病院内を散歩してみたりして…

楽しかったよ。






















そして、久しぶりに壱馬くんと会った。

最近、お仕事忙しくて来れなかったらしい。

それで、今日来てくれたんだけど…

気になることがあるんだよね…



















アユ「壱馬くん!来てくれてありがと!」

壱馬「おう!俺も会えて嬉しい。」



って私の方見た時、壱馬くんの目の下にクマがあった…

















そんなに、お仕事大変なのかな?

アユ「ねぇ、壱馬くん。」

壱馬「ん?」

アユ「ちゃんと寝てる?」

壱馬「、おぉ…寝てる!」

そー言ってるけど、私、わかってるよ。

嘘ついてるって

だって明らかに動揺してるし、私から目を逸らした。

アユ「そっか、、」

壱馬「うん、どーかした?」

アユ「…うんん!なんでもないよ!」

壱馬「そっか!あ、俺このあとも仕事だからそろそろ行くね!」

アユ「うん!頑張ってね。行ってらっしゃい!」

そー言って笑顔で手を振った。

アユ「バカ、嘘つき壱馬…」


















ねぇ、なんで嘘つくの?

私に全て教えてよ…

何隠してるの?

私に言えないようなこと…?

















こんなことで心配になる私、どーかしてる?

私、重たい女かな…
























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