第42話

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2020/06/10 14:27
数日たってやっぱり卵巣に奇形種があって摘出することになった。



もちろんそれは、手術するってことで…




また、痛い思いする?



お腹の傷増えちゃう?






不安や何にもぶつけようもない怒り


色んなことがごちゃごちゃで壱馬くんにも当たってしまっていた。












アユ「壱馬くんに何がわかるの!私の事何も分かってないじゃん!簡単に言わないでよ!」




壱「1回落ち着けって!わかってるつもりだよ!」




アユ「落ち着けない!わかってないよ!何がわかってるの?私の何を知ってるの?」





壱「もう、落ち着けって!」





アユ「嫌だ!…もう来ないでよ!ほっといてよ。私なんて、生きる価値ないんだから!…ッ!」





生きる価値なんてない…



そー言った瞬間頬に痛みを感じた。



痛い…



壱馬くんが私の頬を叩いたの?




アユ「…、壱馬くんのバカ!壱馬くんなんて大っ嫌い。」





1番言ってはならないことを言ってしまった。


後悔しても遅かった。



足早に部屋を出ていった壱馬くん。



私、嫌われた。



別れる、?離婚するの?



私のせいで?






そー思った瞬間涙が溢れて止まらなかった。



部屋に響く私が泣きわめく声。







私、








もー1人なんだ、



















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