第34話

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2020/05/25 14:47
それから結婚式の日程とか決まって下見とかいっぱいして





いよいよ今日が結婚式






すっごい緊張してる






あ、ちなみに他のアーティストさんにもちゃんとご挨拶しに行って今日の結婚式には、壱馬くんの先輩方も来る。





だから、余計緊張する…
















私も壱馬くんも着替え終わって会ったんだけど









アユ「…どーかな…/////」




壱「(いや、さすがあゆやわ。綺麗すぎる。こんなの、みんなに見せた無いんやけど…)」





アユ「へん…?」





壱「いや、変なわけないやん!えと、その、なんつーか…綺麗…/////」





アユ「!!/////ありがとう。壱馬くんも、かっこいいよ?」






壱「ありがとう!じゃーそろそろ行こっか。」







アユ「うん。」








壱馬くんは先に中に入ってて




私はこれからお父さんと一緒に中に入る。




中に入る前にお父さんが




父「あゆ、おめでとう。いっぱい辛いことあったけど、これからは川村くんと幸せになりなさい。」





その言葉になきそうになりながらバージンロードを歩いた。







そして、あっという間に式は進み、





牧師「新郎、川村壱馬はここにいる新婦石川あゆを、病めるときも健やかなる時も、富めるときも貧しいときも、妻として愛し、敬い、いつくしむことを誓いますか?」







壱「誓います。」







牧師「新婦、石川あゆはここにいる新郎川村壱馬を、病めるときも健やかなる時も、富めるときも貧しいときも、夫として愛し、敬い、いつくしむことを誓いますか?」








アユ「誓います。」








牧師「では、誓のキスを…」







壱馬くんが私のベールを上げてお互い向き合って目を合わせて微笑む





その瞬間、そっと触れるようにキスを交わした。









それで、結婚式とその後の披露宴も終わり
みんなからのお祝いの言葉もいっぱい頂いて
ほんとに素敵な1日だったなーって思った。










そして、何より、









私が大好きな人とこれからも一緒にいられる





夫婦として彼を支えられる






彼のそばにいられる







それが何よりも幸せだった。








そして、左手の薬指にハマった結婚指輪







キラキラと光る指輪が結婚したんだって実感させてくれる。








結婚することがこんなにも幸せなことだって知らなかった。








自分の大好きな人と家族になれる。







だから、これからも壱馬くんのことを一生支え続ける。









それが私の決意だった。






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