第6話

780
2020/05/09 16:57
次の日。












2人ともお仕事は休みで家でのんびりすることになった。

壱馬くんは朝起きてどこかへ行ってたらしい。

そんなこと知らない私は…

寝てて起きたら隣に壱馬くん居なくて今にも泣きそうだった。








アユ「かじゅ…まぁ…グスン」

って名前を呼べば頬に涙が伝った



なんで?なんで居ないの?

今日休みでしょ?どこいってるの?

コンビニ?

って考えたけどどれも違う気がして

スマホを見てメールを見ても特に何もメッセージなどはない。





アユ「う゛ぁぁぁぁぁ…😭」




って子供のように泣いてしまった。





そしたら、玄関の方から「あゆ?」って呼ぶ声して振り向くと壱馬くんがいた。





壱馬「え?どしたん!?怪我したん!?」

アユ「かじゅまぁぁぁ…😭」

って泣きながら壱馬くんに抱きついたら

子供をあやすように頭を撫でてくれる。







壱馬「どしたん?なんで泣いてるん?」

アユ「おらんかったッ…」

壱馬「?」

アユ「起きたら…横ッ」


って言えば



壱馬「ごめんな、あゆ、起きそうになかったからそのまま寝かせてあげようと思って。」

アユ「うん…ッ」





って謝ってきた。

私、めんどくさい女かな?

こんなんで泣いちゃうとか子供だよね、





アユ「ごめんなさい、、」

壱馬「ん?」

アユ「こんなことで泣いちゃって、迷惑かけてるよね…?」

壱馬「迷惑なんかじゃあらへんよ?俺がなんも言わずランニングしに行ってたんが悪かったんや、ごめんな?」

アユ「ギュッ…寂しかった…」

壱馬「…/////」

アユ「今日、ずっとこうしてる。」

壱馬「ひっつき虫やん笑」

アユ「ひっつき虫するの!」

壱馬「じゃー俺がいっぱい構ったるわ!」

アユ「ぎゅぅはぁ〜?」

壱馬「ははっ!おいで!」

アユ「かゆまぁ〜!」


って飛びついた。




















この時間が幸せだなって思う。






プリ小説オーディオドラマ