あーだこーだって話してたら
あなたが帰ってきた。
「んえ、どうしたの?」
『あなた!!!』
「はい、」
菊池 「あなた気をつけろ」
「?」
『俺の事好き?』
「まぁ。うん。」
佐藤 「いや聞き方、」
「えどういうこと?」
中島 「あなた映画決まったじゃん?」
「決まったね」
マリウス 「Jealousyが凄い」
「ジェラシー?」
『横浜流星と共演で喜んでたってどういうこと?!』
「いやだってさ、今有名な俳優さんだよ?」
『まぁね?』
「滅多にないじゃん」
『っっ。俺じゃだめ?』
「何言ってんの?」
『キスシーンとかある?』
「台本見る?」
『見る』
その後台本を見て
キスシーンを見つけ、
超絶嫉妬した中島でした
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。