第22話

ド ッ キ リ
2,523
2019/09/28 10:39













数分後みんなが集まり、




私たちは話を始めることにした。



































『ごめん、集まってもらって』




中島 「どうしたの?」




佐藤 「何かされた?」




『何もされてはないんだけど…っっ…』




松島 「どうしたの?えっ?」




マリウス 「あなたちゃん…?」




『っっ…やっぱり言えないよ…』




中島 「あなた…?」






















悲しそうな顔をしながら




私の後ろに回って




背中をさすってくれる健人。




ドッキリだから心が痛くなってくる…



































菊池 「俺が言うよ。」




中島 「なんだよ…」




マリウス 「…」




菊池 「あなたは今月を持ってSexy Zoneから脱退する。」




佐藤 「…え?」




松島 「脱退?!」




菊池 「そう。」




中島 「うそ…あなた嘘だよね?」




『…ううん。』




菊池 「それに伴って芸能界引退、事務所も辞める。」




マリウス 「ちょ、ちょっと待って、理解が追いつかないよ…なんで?」




菊池 「メンバーには言おうと思ってたんだ、だけどどうしても辛くて言い出せなかったことなんだけど、」




『大丈夫っ…私言うから…』





































よし、私の出番だ!!!




























『この前体調悪くて検査行ったの。そしたら…さ。』




中島 「っ…」




『末期癌になっちゃって。もう…持って半年なんだって』




松島 「嘘…だよね?」




『嘘じゃない。だから療養してこのまま死のうかなって。』




佐藤 「やだよそんな…」




菊池 「…」




中島 「菊池、いつから知ってたの?」




菊池 「検査結果わかった日から」




中島 「なんで言わないんだよ!!!」





























って、健人が怒り出した。




と言うより、怒鳴った。




こんなの初めて見た。


























『ねぇ健人、落ち着いて聞いて欲しいことがあるの。』




中島 「っ…何?」




『私、健人には辛い思いさせたくないの。だから、私たち別れよ?』




中島 「…っえ?」




『健人に辛い思いして欲しくない、死ぬ時は1人で死にたいの。』




中島 「嫌だ…」




『お願いわかって』




























そう言って私は自分の部屋へと行って




健人が来るのを待った。


























中島 「あなた入るよ?」




『うん、いいよ』
































健人 「ねぇ、なんで教えてくれなかったの?」




『なんかね、こう…言おうとすると胸がきゅうって苦しくなって、泣きそうになって言えなかったんだ。』




中島 「…そっか。」




『ごめんね、急に別れてって言ったりして』




中島 「俺、別れたくないよ。」




『それは無理、』




中島 「一生支えていくって言ったのに」




『でも…』





































そろそろきついぞこれ
























ていうか泣けてきちゃった…































『っっ…うぅっ…(泣)』




中島 「泣かないの、」





















なんて言いながら抱きしめてくれる健人。




















そして私は、

































『ごめんなさいっ…』




中島 「…え?」




『ごめんなさい、ごめんなさい。』




中島 「ん、」




『お兄ちゃん、お願いっ…』




















その言葉と同時にお兄ちゃんは




私の部屋へやってきて…
























菊池 「テッテレー!!!」




佐藤 「ドッキリなんだって、騙されたわ」




マリウス 「よかった〜(泣)」




松島 「驚かさないでよね!!」































中島 「ドッキリ…?」




『っうん…ごめんなさいっ…(泣)』




中島 「よかっ…た!!!」




























そう言って強く抱きしめられて




軽く説教されました。






































































中島 「もう、今後はこんな嘘つかないことっ」




『はぁい』




中島 「全く。」





























チュッて音が部屋に響いて…


























中島 「大好きだよ」





























って言われました。

































































ーーーーー



えっとですね、


作者一応受験生なんです。


それで、主人公の誕生日を


10.30に設定してたと思うんですけど、


明日にさせてください(急)


10.30に描ける気がしなくて…


理解をお願いします💦































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