第10話

🍵その8
2,660
2018/12/30 20:51
※今回は慎くんsideで話は進みます。





あなたちゃんの手小さくて可愛いし

温かいな〜。

本当壱馬さんには悪いけど、好き。





慎
入っていいよ。
貴方
貴方
お邪魔します。
慎
お風呂入ってきたら?
貴方
貴方
でも、悪いよ、
慎
いいよ、俺の服貸してあげるし行ってきな?
貴方
貴方
ありがとう、




あなたちゃんが入ってる間に俺は

部屋を暖めたり、ご飯を作ってあげたり

色々支度をしていた。
慎
あなたちゃん、着替え棚の中に入れとくから。あと、タオル好きなの使ってね。
貴方
貴方
ありがとう!



ドキドキが止まらない。

でも、きっとあの感じは壱馬さんの事

凄く好きなんだろうなと思うと寂しくて。

振り向かせたくて。







色んなことを考えながらテレビを見ていた。



貴方
貴方
まこちゃ〜、お風呂ありがとう!



サイズが大きくダボダボの俺の服を着て

出てきたあなたちゃん。

すげぇー、可愛くて。



慎
おう、俺も風呂入ってくるな。
ご飯もうちょっと待てる?
貴方
貴方
うん!☺️




笑顔さえ愛おしい。

シャワーを浴びながら、ため息をつく。

胸が痛い。

あの子の前で平常心を保たせるのも

凄くしんどいくらい。


慎
あなたちゃん、お待たせ。
貴方
貴方
まこちゃ〜
そう言って抱き着いてくるあなたちゃん。

貴方
貴方
まこちゃと同じ匂いだね笑
慎
っ、そ、そうだな、笑
貴方
貴方
んへへ、/
慎
ご飯食べよっか、笑
貴方
貴方
うん、!




危ない。

この子が壱馬さんの妹だとしても

俺はこの子が欲しい。

なんでこんな好きなんだ_。















next。










※次回も慎くんsideです。

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