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第1話

転校初日の朝
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2018/08/21 15:01



夏休みの終わり違う町から引っ越してきた。





私はとても不安を抱えていた。





トップの成績で学校に入ることになりSクラスというクラスがある。


だからと言って友達も居るわけでもなく親の都合で転校してきた私が入るなどみんなはとても嫌だろう。


私の場合は知っている人のいないところに一人でいかなければならないからとても心細い…。

だけど行かなければならないから仕方なく行く。





《登校初日の朝》



あなたもう朝よ
早く起きなさい
今日は転校初日でしょ
あなた

もう分かってるよお母さん
さすがに転校初日は遅刻しないよ

なら良いけど
家出る時間間違えないでね
前と違って家から学校まで遠いんだから
あなた

え!?そうなの!?
お母さんそういうこと先言ってよ!
え!?じゃあ遅刻しちゃう!
お母さんもう私学校いくね
行ってきますー!

行ってらっしゃい
本当にあなたは大丈夫なのかしら
お父さん
きっとあなたなら大丈夫だろう
母さんそんな心配することじゃないよ
だと良いんだけど…

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