jiro
てことで〜
jiro
今日からここでさっき言ったようなことをしてもらったりする、バイトさんでーす
toku
なんか大変そうだよね〜
toku
ほんっとごめんね?
楓
いえっ
楓
全然です!こちらこそです!!
dai
へー、かわいいじゃん。
でっ、でた…
愛嬌最高級のダイちゃん…!!!!
とんかつとピンクが好きで、
肉に目がない。。
愛嬌担当…!
nana
あーっとね…
nana
僕はねー、ななっていうの〜!
nana
覚えてねー?絶対覚えて〜?
ななくんは
元気担当。
誰にでもタメ語なのが特徴。
人の顔とか性格とか?を
すぐにキャッチして覚えちゃうところがある。
すごいよね。しかもかっこいい。
takuro
……はぁ。
うるさいからさ、黙っててくんない?
楓
!?!?
彼は、タクロー。
毒舌担当。
クールな瞳とすらっとしたスタイル。
そしてメガネが、彼のクールなルックスを生んだのだろう。
けどライブになると優しい笑顔で笑うんだよね。。
わたしはちなみにタクロー推し。
楓
やっ、やっと…近くで。。
toku
か、楓ちゃん?
楓
わっ、わたし…タクロー推しで…
nana
ええええっ、嘘だろー?!
dai
タクローってファンいたんだ
jiro
おいそれは失礼だろ
toku
おいおい、タクロー。
目の前にファンの女の子がいるっていうのn……
takuro
だからうるさい…静かにするくらいできねーのかよさっきから。
takuro
俺は今、猫と遊んでんだよ、ほっとけ
楓
そっ
楓
そういうところが好きだなぁ。。
takuro
は?
楓
ギャップがあって可愛いの。
楓
タクローちゃん、ライブの時も優しい顔して笑うよね。
楓
本当にこの人が毒舌家なのかって思っちゃうんだから。たまに
takuro
いや、なんか俺を語るなよ。お前に俺の何がわかるんだ
楓
わかるに決まってるじゃん!!!
楓
わたしって元々、アイドルオタクで
楓
どのアイドルでも追いかけられるくらい好きだった。
楓
プリンスカーズ、デビュー当時、あのライブ会場にだって、いたんだから
nana
!?!?
toku
驚いた。そこからのファンは君くらいじゃ…
楓
その時から大好きなのはずっとずっと…
楓
タクローちゃんなんだから!!!!
jiro
まるで告白だな
楓
あ、えーとなんか
楓
ごめんなさい?
toku
ほら、答えてやれよ
toku
なんかいったらどーなんだ?
toku
アイドル、なんだろ?
takuro
俺もうやめるから、だからもう俺をほじくり返さないでくれ。
楓
やめる…?
toku
あ、だめ…まだ、ファンには言ってないんだ
jiro
トク、もういいだろ。話してやろーぜ。
jiro
もう仲間 同然なんだからよ…
楓
!?!?
toku
タクローは来月いっぱいで辞めるんだ。
楓
や、めるっ…?
toku
俺には才能がない、だとよ。
toku
わけわかんねえけど…
toku
仲間の選択ならって思うと…
楓
そんなのわたしは認めない!
takuro
ちょっと…うるさいからここの屋上行ってくるわ
楓
!!
楓
行かないで!!
きめた
楓
わたし、説得しに行きます…!!
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第3話 タクロー 脱退?!
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主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。