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2018/07/18

第10話

それぞれの過去 大輝(ンダホ)


どうも!大輝(ンダホ)です!




もうわかってると思うけど



他のみんなと同じように俺も



10年前にここの星に来ました



7歳だったかな





実は俺ら(りえさんと里美を除く)は



同じ学年じゃないんです



優心(シルク)、豊(モトキ)が同じ学年で



俺と将太(マサイ)、明(ぺけ)、達也(ダーマ)



隆(ザカオ)はその一個下って感じ






びっくりでしょ?w




こんなに仲良いのはずっと一緒にいるからかな








俺がみんなの輪に入れたのは






明(ぺけたん)のお蔭





アイツすげぇ歌上手いんだよ









明(ぺけたん)
明(ぺけたん)
〜♪♪



初めて明を見たのは





俺が広場でたそがれてた時






避難所にいる人たちの前で歌ってた



隆(ザカオ)
隆(ザカオ)
いいぞ明!!
豊(モトキ)
豊(モトキ)
やっぱり流石だわ
優心(シルク)
優心(シルク)
よぉし、俺も歌っちゃおうかな!
豊(モトキ)
豊(モトキ)
いやお前は歌わんくていいw
達也(ダーマ)
達也(ダーマ)
この世が崩壊するからな
優心(シルク)
優心(シルク)
酷すぎだろw






前の方でワイワイやってるのは






今思えば優心達だったんだな







俺もしばらく明の歌声に聞き入ってた





大輝(ンダホ)
大輝(ンダホ)
すげぇ上手い………




あんな細い体から出てるとは思えないくらい





声量が凄かった






周りの人も突然歌い始めた小学生の





歌の上手さに驚いていた






大輝(ンダホ)
大輝(ンダホ)
〜♪♪





気がついたら俺も無意識に歌ってた






広場って言ってもそんなに広くないから






俺の歌声は明の所まで聞こえてたみたい



明(ぺけたん)
明(ぺけたん)
あれ?誰か一緒に歌ってる?
優心(シルク)
優心(シルク)
あの子じゃね?


明達が俺の方を見た


大輝(ンダホ)
大輝(ンダホ)
ごめん、俺も歌…好きだからつい…




気を悪くしたかなって思って





その場から去ろうとした




明(ぺけたん)
明(ぺけたん)
ちょっと待ってよ!


慌てて走ってきて俺の腕を掴んだ



明(ぺけたん)
明(ぺけたん)
めっちゃ綺麗にハモれてたよ
この曲のハモリ難しいんだぜ?
すごいよ!



彼は興奮気味だった



大輝(ンダホ)
大輝(ンダホ)
え?ホントに…………?
明(ぺけたん)
明(ぺけたん)
ホントホント!
名前なんて言うの?
大輝(ンダホ)
大輝(ンダホ)
大輝です!
明(ぺけたん)
明(ぺけたん)
俺、明っていうんだ。よろしくね!






差し出された右手を握る






………………………ほっそい手だな







明(ぺけたん)
明(ぺけたん)
良かったら俺らの所においでよ!
 





俺はその時、みんなとは別の階で暮らしてた





親は避難所に来る前に死んだから





見ず知らずの人達と一緒に





肩身の狭い思いをしながら





だから明の言葉が嬉しかった



大輝(ンダホ)
大輝(ンダホ)
うん!行くよ!





その日から俺はみんなの輪の一員になった