第12話

第十二話
506
2019/06/01 09:21
目を覚ますと、まだ朝の5時半だった。
あなた

(ちょっとだけ、外に出てみようかな。)

外に出ると、ちょうど朝日が上りだしてきて、ひんやりと涼しい風は吹いているが、太陽の光は暖かかった。
あなた

(ああ、暇だなあ。いつもなら、朝起きたらシルクがもう起きてて、他愛もない話をして楽しかったのに……)

と、1人黄昏ていると、救急車が1台、病院に入ってきた。
あなた

(救急車見るとなんだから心が痛む……
って…!あれって、マサイとだほちゃん?!)

なぜかよく分からないけど、救急車からマサイとだほちゃんが同伴していて…

すでに運ばれてきた誰かは、病院の中へ、急いで運ばれた。

何か…あったの?

メンバーの誰かに…


急いで、マサイ、だほちゃんの方へと駆け寄った。
あなた

マサイ!だほちゃん!!どうしたの?!何があったの?!

ンダホ
あなた…
どうしよう、、
マサイ
だほ、今取り乱すな。

あなた、落ち着いて…聞いてくれ
あなた

な…なに…

マサイ
シルクが、刺されたんだ。
あなた

えっ………
だ、誰に?!

マサイ
あなたの…おじさん、、、
あなた

そ…んな……………

あなた

シルクは、大丈夫なの?!
ねえ、、!!

マサイ
意識不明の重体………
ンダホ
くっそ…!!!
俺ら何したって言うんだよ!
シルクもあなたも、あいつに傷付けられて!!
ふざけんなよ!!!!
あなた

だほちゃん……

ごめんなさい、私がここに来たから…
ここに来てしまったから…
みんなを巻き込んでしまって…

マサイ
あなたそれは…
あなた

私がいなければ、シルクも、だれも傷つかなかった!
私が…いなければ!

マサイ
あなた、落ち着け…
あなた

私なんて、私なんて!
どこに行っても邪魔者なんだよ、迷惑ばかりかけてしまって、結局はみんなを傷付けてしまうんだよ…!!

マサイ
あなた!
それは違う。
誰もお前のせいだなんて思ってねえよ。

俺らは、あなたに怒ってる訳じゃない。あいつに怒ってるんだ。
あなたは、何も悪くない。大丈夫だ。
あなた

でもっ……

マサイ
あなた、今は、シルクが手術頑張ってくれることを祈ろう?
マサイ
今どうこう言ったって、何も変わらない。
あなた

…分かった

ンダホ
ご、ごめん、俺もちょっと…
マサイ
しょうがないよ…
俺だって、あいつ見つけたら1発ぶん殴りてえ。
1発じゃ物足りねえけど!
あなた

私も、取り乱してしまってごめんなさい…
冷静に、ならないとね。

怒りと悔しさで、涙が止まらなかった。














すると、手術中のライトが消え、中からお医者さんが出てきた。
あなた

あっ、あのっ!!!
シルクは、シルクは大丈夫なんですか?!

医者
…命に別状はないのですが、ただ、数日は寝たきりで意識も戻ってこないと思います。
あなた

そ、そうなんですね…

ンダホ
本当にありがとうございます。
マサイ
シルクは、俺らにとっても大事な存在なんです。
本当にありがとうございます。
医者
いえいえ。
恐らく最長でも1週間で意識が戻ってくると思うので、優しく見守ってあげて下さい。
マサイ
分かりました。
本当にありがとうございました。
そういい、マサイは深々と頭を下げた。
それに続けて、私とだほちゃんも。


命に別状はない。

よかった…






けど…

許せない。






私だけじゃなく、メンバーまでをも巻き込むなんて。









絶対に、許せない。









それからしばらくして、シルクも運ばれてきた。
あなた

シルク!

そこにいるシルクは、なんだか別人みたいで。

ドラマでしか見たことない、色々な管に繋がれていて。
ンダホ
シルク…
マサイ
別人みたいだな……
あなた

シルク…ごめんね……

ンダホ
俺も、いつも迷惑かけてごめん…

はやく元気になってよね…
マサイ
本当だよ。
いつものお前に、はやく戻ってくれ、、
モトキ
おーい!!!
と、そこに遅れてモトキ、ぺけ、ダーマ、ザカさんが到着した。
あなた

モトキ!に、ぺけ、ダーマ様、ザカさんも!

ダーマ
シルク大丈夫なの?!
マサイ
命に別状はない。
ただ、意識が戻ってくるのに数日はかかるらしい。
ぺけたん
そっか…
遅くなってごめん、、
ザカオ
なんでこういう時に限って道路混んでてんだよ、、
するとマサイに、1件の電話がかかってきた。
マサイ
ごめん、電話だ。
モトキ
あ、いいよいいよ
マサイ
🙏🏻
マサイが席を外す。
ンダホ
なんか、喉乾いてきちゃった
ザカオ
ジュース買ってこようか?
ンダホ
おっ、あざっす
ザカオ
みんな何がいい?
ンダホ
俺コーラ
モトキ
じゃあ天然水
ぺけたん
俺は緑茶
ダーマ
俺なんでもいい
あなた

私は…じゃあミルクティーで

ザカオ
了解。
1人じゃ持てねえだろうから、誰かもう1人来てくんね?
モトキ
あ、じゃあそっち行くわ。
あなた

二人ともありがとう。

モトキ、ザカさんが買いに行ったのと同時に、マサイが戻ってきた。
マサイ
あれ、ザカとモトキは?
あなた

ああ、2人なら、飲み物買いに行ってくれたよ

マサイ
そっか。
ンダホ
なんの電話?
マサイ
警察からだった。
あなた

えっ…

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続き予想出来るとは思いますが😅

シルクさん大丈夫かーーーー?!((この展開にしたの作者だろ

まあ、次回もお楽しみに!

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